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2009.12.02
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カテゴリ:カテゴリ未分類

 井の頭公園で、モミジがとてもキレイでした。

 井の頭公園のイロハモミジ

 このモミジ、赤ちゃんの手とかカエルの手とか言われますが、葉の切れこみの深いイロハモミジ葉は、赤ちゃんの手です。
またカエルの水かきのある足の形のように切れ込みの浅い葉は、カエデです。カエデは  「蛙手(かえるて)」が転じたものと言われ、をカエデと呼ぶようになったと考えられています。
 植物学的にはモミジもカエデも「カエデ」と言い、どちらも分類上カエデ科のカエデ属の植物です。モミジという科や属はありません。
 モミジの語源は秋に葉が赤や黄色に色づき、変わっていく様子を古く「紅葉づ(もみづ)」と言った動詞から転じたことから由来しています。つまり「揉み出るもの」の意(「揉み出づ」の転訛「もみづ」の名詞形)ということです。
 そして、モミジは中国や朝鮮半島に数種の自生があるのみで、それ以外は日本列島にあるだけです。
 ちなみに「紅葉肉」は鹿肉です。モミジ揚げといって、モミジ葉そのものを揚げたモミジの天ぷらもありますが、鶏の足を揚げたものもあるようです。
 「紅葉の天ぷら」は大阪の箕面(みのう)です。箕面はモミジの名所で、ずいぶん前ですが、モミジの時、行って食べました。そういう流れで言えば、広島のモミジまんじゅうも有名ですね。
 先日見た韓国の歴史ドラマ、『イ・サン』では、王家の后たちが、モミジを見に遊山に行く場面がありました。黄色くなった葉が映っていました。
 韓国に行った時、ちょうど秋だったので、黄葉した街路樹をタップリ見ました。
 ほとんど、黄色でした。
 その時、万葉集の先生と一緒だったのですが、万葉集にも出てくるのは「黄」に色づく葉を詠うものが多のだそうです。それは、色づいた葉を愛でることが、大陸から朝鮮半島を経て日本に入ってきたからだということで、その影響が出ているのだろうということした。
 「紅葉狩り」という言葉があります。「桜狩り」とは言いません。この「狩り」とは何だろうと思います。
 平安時代には実際に紅葉した木の枝を手折り(狩り)、手のひらにのせて鑑賞する、という鑑賞方法があったからという説があります。
 確かに、果物などを採る意味では、現在でも「いちご狩り」や「ぶどう狩り」などに使われています。
 手折ったのですかね。
 貴族や武士は、「鷹狩り」といった狩猟をする楽しみがあるが、庶民にはそれがないので、自然を愛でることを狩りに例えたとする説もあります。
 とにかく、「紅葉狩り」タップリとしました。
 こうした紅葉が見られるのも、年に1回しかないことで、後、何回見られるだろうかと思いました。

井の頭公園、紅葉






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Last updated  2009.12.02 18:31:19
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