あいかわらず片付けは、右のモノを左、左のモノを右に式で、いっこうにはかどりません。
今日は虎ノ門にある播磨屋本店へ、予約してあったお餅をとりにいきました。
丸餅の豆餅です。
親が元気な時は、正月前に送ってくれていたのですが、亡くなって、このおかきのお店
播磨屋本店で買っています。
東京は切り餅。関西は丸餅。私は一度は丸餅のお雑煮を食べないと、正月が来ません。
午前中に行こうと思ったのですが、連れ合いに、一ヵ所ぐらいは片付けをしてからにしなさい、と言われ、午後から自転車ででかけました。
お餅の引き取りと、印刷で失敗した年賀状の交換を兼ねて予備の年賀状購入を、目的に出かけました。
郵便局、混んでいました。赤坂、溜池など3件の郵便局へ寄ったのですが、10数人待ち。しかも、インクゼッット年賀状が売り切れでした。一番待ちの少なかった溜池で、普通の年賀状を求めました。
そして、播磨屋本店へ行くと、ここも長蛇の列。
この播磨屋本店、今年の1月から各種おかきと飲み物すべて無料という、セルフサービスのカフェ「無料カフェ 播磨屋」をやっています。
お店の半分以上が、カフェです。いつもなら、カフェが満席なのですが、今日は、売店の方の列が長いです。
見ていると、その列なかなか進みません。
それで、「アノ、予約してあるのですが」と奥の方へ行って声をかけると、「分かりました」と、すぐに出してくれました。
助かりました。
それで、コーヒーとおかきをもらって、カフェで少しゆっくりしました。
余談ですが、ここ播磨屋本店と言います。あちらこちら全国にお店があるのですが、すべて「本店」がついています。
本社は、兵庫県朝来市にあります。
兵庫県は播磨の国、だから播磨屋。でも本店、なんでかな?と思ったのですが、たぶん、播磨屋という屋号はいろいろあるからだろうと思います。
私が知っているのは、歌舞伎の屋号「播磨屋」、吉衛門さん、と赤穂市で有名な「塩味饅頭」のお店です。
先日、討ち入りの前の日泉岳寺に行きましたが、そこで赤穂の「塩味饅頭」を売っていましたのですが、そこの「塩味饅頭」は「三島屋本店」でした。
有名なのは、嘉永6年(1853)の創業した播磨屋です。
もともとは「汐見まん志う」だったのですが、赤穂の塩を饅頭に取り入れていることから、「塩味饅頭」になりました。
その店とは違う、おかき日本一の播磨屋本店、というのが、ここの屋号なのでしょう。
この店の社長さん、播磨屋助次郎という人は、メッセージ好きのユニークな人です。
カフェでは、しきりに、環境の大切さを訴えていました。