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2009年は枝雀生誕70周年だったということで、特集されたものの放送だったと思います。
自殺という最期で、とても印象に残っています。 こちらも、本物は聞いたことはないのですが、テレビその他で、時々聞いていました。 弟子の人とか、いろいろエピソードも語ったのですが、とても稽古熱心で、いつもぶつぶつ、口にしていたというのが印象に残りました。 落語しかないという感じで、息抜きにとカメラとか買うのですが、結局趣味にはならなかったようです。 一心不乱な稽古を重ねて、どこまでも高みを追究していたことは、「油断すると落ちていきそうな自分の気持ちを保つためでもあったのだろう」と言われています。 立川談志も電車の中でもぶつぶつ、落語を口にしていたそうで、天才と見られる人もみんなすごい努力家なのだと、あらためて思いました。 話の中に、枝雀は理論家だったということが出てきました。 一つは、「緊張の緩和」が笑いを生むです。 それと、サゲの4分類。 噺のサゲ(落ち)には、伝統的に「にわか落ち」「考え落ち」「しぐさ落ち」などの型があるとされています。 枝雀は、独自に「ドンデン」「謎解き」「へん」「合わせ」の4つの型に分類したようです。 本当にもったいない人でした。 もっともっと、枝雀の落語理論はあるのでしょうが。 番組の最期の噺は「時うどん」でした。 どうして「時うどん」なんだろうと思って聞いていると、前段で、漫談になりました。 それは、洗濯機や、風呂などが、しゃべる時代になった、とう話でした。 面白かったです。 「時うどん」からどうしてそうした話になったのか。 江戸の時の話をしたのでした。 そして、時計の話。今の時計は、言葉をしゃべることから、洗濯機や風呂がしゃべる話 に行ったのでした。 とても笑えました。 丁度、家の風呂が「お湯が沸きました。設定温度を変更します」としゃべっていたからよけいに笑えました。 今回そんなにオーバーアクションはなかったです。 オーバーアクションと言っても、座布団の外には出ない、そして立ち上がらない、そうした枠があっての挑戦、みごとでした。 枝雀の英語の落語も一度聞いてみたいものです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.01.04 21:00:50
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