2020年1月24日 全国民放114局で一斉生放送! 「一緒にやろう2020 大発表スペシャル」
東京オリンピック開幕半年前となる2020年1月24日、日本テレビ、TBSテレビ、テレビ朝日、フジテレビ、テレビ東京の参加キー5系列全局にて「民放同時放送 一緒にやろう2020 大発表スペシャル」という特別番組が、フジテレビ本社ビル屋上からフジテレビをキーステーションに、午後18時40分より20分間、全国の民放114局で一斉に生放送されました。番組のオープニングでは、TBSアナウンサーの安住紳一郎さんのあいさつを始め、桝太一(日本テレビアナウンサー)弘中綾香(テレビ朝日アナウンサー)竹崎由佳(テレビ東京アナウンサー)宮司愛海(フジテレビアナウンサー)と、キー5局のアナウンサーが順にあいさつをしたことで、ふだんはライバル関係の民放各局であるけれど、オリンピックを盛り上げようと旗のもと集まったこと。そのため民放全局が同じ放送をしていると紹介したのでした。5人のアナウンサーの横には、5台のテレビが設置されることに。これは、同じ時刻に、キー5局が同じ番組を生放送していることを証明したものでもありました。ほかにも、東京オリンピック・パラリンピックの公式マスコットキャラクターから「ミライトワ」も応援に駆け付けていたのでした。それでは、20分という短い放送時間ではありましたが、番組の内容をダイジェストで振り返ってみたいと思います。オリンピックシンボルの点灯式まずは、お台場の海浜公園に設置されたオリンピックシンボルの点灯式が行なわれました。点灯式には、山下秦裕氏(日本オリンピック委員会会長)小池百合子氏(東京都知事)山本隆氏(東京2020組織委員会副事務総長)鳥原光憲氏(日本パラリンピック委員会会長)の4人が参加し、10からのカウントダウンの後、4人が同時に1つのボタンを押すと、オリンピックシンボルが点灯することに。点灯したと同時に、水中から花火が打ち上がったのでした。オリンピックシンボルは、縦15.3m×横32.6m×厚さ1.7m。このお台場のオリンピックシンボルのほか、東京都は今後もオリンピック・パラリンピックシンボルや、ワードマーク・大会マスコット像を都内に設置していく予定ということです。街も心もキレイな開催地に!番組対抗ゴミ箱選手権このコーナーでは、山形の立谷川の河原では不法投棄でゴミがたくさんあったのですが、田所さんという男性が1人でゴミ拾いをし芝桜を植えることに。すると協力者が増えていき6年後には芝桜が咲き誇り、不法投棄もなくなったというエピソードがVTRで紹介されました。そこで、一緒にやろう2020では「番組対抗ゴミ箱選手権」と題し、キー5局の人気番組から以下のようなユニークなゴミ箱が紹介されました。日本テレビ「世界一受けたい授業」ジャーマンスープレックスゴミ箱TBSテレビ「炎の体育会系TV」5mダッシュのタイムを測りながらごみ捨てをするゴミ箱テレビ朝日「アメトーーク!」ごみは入れないで持ち帰ろうゴミ箱フジテレビ「キスマイ BUSAIKU!?」ゴミをステイルとアニメ声で感謝される痛ゴミ箱テレビ東京「モヤモヤさまぁ~ず2」万人対応型モヤっとワンワンゴミ箱桑田佳祐が作詞・作曲! 民放共同企画「一緒にやろう」応援ソングを初披露ここでは、昨年「一緒にやろう」応援ソングを年末までに作ることを宣言した、サザンオールスターズのボーカル担当で、ソロとしても活動の桑田圭祐さんが、レコーディングスタジオの中継で登場。応援ソングを初披露となるいまの心境について、「かなりプレッシャーを感じましたが、今日という日を目指して『一緒にやろう』の精神で楽しい曲作りができました」と話した桑田さん。実は、2020年1月1日の全国紙のうち、朝日新聞・読売新聞・産経新聞の朝刊の全面広告で歌詞を発表していたことが明らかに。1月24日の「一緒にやろう2020 大発表スペシャル」にてスペシャルムービーの公開とともに曲名と音源が解禁されたのでした。曲のタイトルは「SMILE~晴れわたる空のように~」で、軽快かつ壮大なミディアムナンバー。桑田さんいわく、曲名には「被災地が明るく元気でありますように」との思いが込められているということです。応援ソングが完成し、スペシャルムービーで公開されたことにより、今後この曲は史上初めて民放共通のオリンピック関連テーマソングとして使用することになります。各局人気番組の出演者による「一緒にやろう2020」のメッセージVTR エンディングでは東京オリンピックの金・銀・銅のメダルも続いて、各局人気番組の出演者による「一緒にやろう2020」のメッセージVTRが放送されました。このメッセージVTRの映像は、先ほどの「SMILE~晴れわたる空のように~」のスペシャルムービーの公式ホームページでも見ることができると紹介されました。その公式ホームページは下のリンクをクリックするとアクセスができます。一緒にやろう2020そしてエンディングでは、東京オリンピックの金・銀・銅のメダルも紹介され、キー5局のアナウンサーが「心をひとつに、一緒にやろう2020!」と声を上げてENDとなっていました。