銀のスプーンを銜えたケチンボウ?とな
朝から呼び出され、慌てて出かけて行った妹。その先は幼馴染のお家。「助けて~家が片付かない~」と泣きながら呼び出されたので、心配になるじゃないと、会いに行って戻ってくるなり、怒っていました。まあ、いつもの事なので、帰りは遅くなるだろうと、気にはしていませんでしたが、夜ご飯買って帰ると言っていたので、支度もしないで私としては楽ちんで、自分の仕事をしていました。そして帰ってくるなり、「ゴミ屋敷だよ。何でああなったのかな~信じられない」と怒っていました。「そんなに凄かったの?」と聞くと、「家を綺麗に片づけないと、金運は来ないって言うけど、彼女は困ってないもん。当てにならないね」と言ってました。我が家も捨てなきゃいけないのに、まだまだ捨てずにいる食器や衣服があるので、他人をどうのと言えませんが、想像を超えていたそうで、さすがの妹も呆れていました。それでも玄関と廊下だけ片付けてあげて、帰ってきたそう。「物は捨てない、あげない、売らないでしょ。足の踏み場がないからゴミ屋敷だって言ったら、あの子なんて言ったと思う。物屋敷だっていうんだよ」私も思わず笑ってしまいましたが、我が家もそれで行くと物屋敷です。古い家ですが、人が通せないほど酷くはないので、まだいいのかな「日用品なんか箱で積んであって、同じものが何十個もあるから、使わないなら頂戴よって言ったら、ヤダって。しかも私が片付けてる横で友達と電話してるし、しまいにはお腹空いたから、ご飯食べに行こうだよ」私だったらとっくに怒って帰っている所ですが、あそこのお家のお母さんにはお世話になったし、妹としても放ってはおけなかったんでしょう。彼女は金運もあり、困るということがないので、「銀のスプーンを銜えたケチンボウ?ね」と私が言ったら、怒っていた妹も笑っていました。まあ、怒っていても長い付き合いなので、また何かあれば飛んでいくんでしょうけどね。世の中にはいろんな人がいますよね。★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆いつもテディに会いに来てくださり、ありがとうございます。テディは2020年にお星様となりました。今までテディを可愛がって下さり、本当にありがとうございました。テディの歴史に、ふらりと立ち寄って、笑っていただけたら嬉しいです。