読書の秋に向けて、図書室の漫画をいろいろ大人買いしてみたの巻！！

2022/09/20

こんにちは、台風が過ぎても雨模様の那須高原、ペンショントワイライトよりオーナーもっちがお送りしております。

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そろそろお彼岸で朝晩の気温も下がって、秋らしくなってきました。今日は寒いくらいです。

さて、秋といえば皆さんは何の秋ですか？？

旅行の秋！？
読書の秋？
スポーツの秋！？
グルメの秋！？

秋の楽しみ方は色々ありますね、何をやるのも楽しい季節でございます。

当館的にはお客さまが滞在中に読書の秋を楽しめるよう、漫画作品をグアっと新規で揃えてみました。

図書室の本棚もそろそろ飽和状態ですが…(￣▽￣)
古い作品を出したり入れ替えたりしてなんとか収まっている状態です。

写真でザッと紹介していきますので、「泊まりに行ったらこれ読もう」とか今のうちに考えておいてくださいね！！

ブルーピリオド／山口つばさ

星の☆王子様／漫☆画太郎

MAO／高橋留美子

封神演義外伝／藤崎竜

青野くんに触りたいから死にたい／椎名うみ

黒崎くんのいいなりになんてならない／マキノ

チ。／魚豊

北北西に雲と往け／入江亜季

からかい上手の高木さん／山本崇一朗

珈琲をしづかに／みやびあきの

葬送のフリーレン／山田鐘人・アベツカサ

異世界居酒屋のぶ／蝉川夏哉・ヴァージニア二等兵

後ハッピーマニア／安野モヨコ

とりあえずこんなラインナップで大人買いしてきました！！

まだ全巻揃っていないものもありますが、徐々に揃えていきますね。

少しだけ、読書感想を。

この中でも話題の作品なのが「チ。」
天動説が「当たり前の宇宙の捉え方」だった時代に、地動説をどう研究し、弾圧から逃れ、どうやって天動説を覆していくかという物語。地動説を唱えるものは異端者扱いされる時代背景で、命懸けでなぜその研究に没頭するのか？「チ。」がなぜカタカナなのか、この伏線が回収されるたびに感動を覚えます。全８巻で完結なので、読みやすいボリュームも嬉しいですね。

芸術の秋を楽しみたいなら「ブルーピリオド」
絵を全く描いたことがなかった高校生が、とあるきっかけで絵を描くことに目覚め芸大の受験を目指すストーリー。
美術館に行っても楽しみ方がわからない、芸術ってなんか謎の分野・・・みたいに感じている方にこそ読んでほしい作品ですね。何を隠そう私も絵のことは全然興味がなくて、どう楽しんでいいかわからない人間なので・・・この作品を読んでたら「絵を描くのも見るのも楽しいのかもしれない」と、そう感じることができました。

ギャグ漫画でとにかく笑いたい、楽しい気分になりたいなら「星の☆王子様」
巨匠、漫☆画太郎の作品が登場です！あの「星の王子さま」をモチーフに、巨匠の描く壮大なギャグ漫画。
所々にすごく大切なことが散りばめられ、ギャグ漫画でありながら「なるほど！」と唸ってしまう作品となっております。

生きる上での、なんだか大切なことを教えてもらえる「葬送のフリーレン」
こちらも今人気の漫画ですね。
勇者ヒンメル一行が魔王を倒した後から始まるストーリーで、人間と比べて寿命の長いエルフの魔法使いフリーレンが主役です。
ヒンメルの死後、フリーレンはひょんなことから魔王を倒す冒険の道程をもう一度辿ることになります。
その旅の途中で蘇るヒンメル達との会話や冒険の思い出・・・あの時言っていたヒンメルの言葉の意味・・・
時間を長く生きられるエルフにとって、人間の一生など一瞬の時間。
それでもヒンメルが残した言葉や偉業に出会うたび、生きるという事の意味が少しずつわかってきます。
読者としては、この「ヒンメルが残した言葉」が結構グッときて、なんとなく爽やかな読後感があります。
ファンタジーとバトルの要素もありますので、多くの人が楽しめる作品なのではないでしょうか？

リラックスして、なんか気楽に読みたいなら・・・「異世界居酒屋のぶ」
異世界もの！中世の城塞都市にいきなり日本の居酒屋ができたら・・・？
という内容のグルメ漫画ですが、そこに描かれる料理の描写は異世界じゃなかったとしても美味しそう！
そこに城塞都市の住民の驚きと困惑と美味に酔いしれる姿が面白くて、気軽に読み進めていけます。
居酒屋は日本の宝だなと改めて思ってしまいますね。

読書感想として紹介しきれなかったものも読み応えのある作品ばかりです。ぜひ図書室で秋の夜長を楽しんでくださいませ！！