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Jan 31, 2008
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カテゴリ:音楽
1/31は、
19時から、すみだトリフォニーホール(小ホール)にて
Masatoshi Yamaguchi Piano Recital 山口雅敏氏のピアノリサイタル
でした。

仕事の合間に、抜け出して、聞いてきました。
P会OBのH氏とも偶然会ったのですが、残念ながら、あまり話もできず、
また、終了後の楽屋にも行けず、私は、さっさと、仕事??に復帰したのでありました。

さて、

「パリの思い出とともに」とのタイトルとともに開催された、このリサイタル。
白いシャツに身を包み、長身の彼は、颯爽と現れました。

既に、会場は八割かた聴衆で埋まっており、
気のせいか、若い女性の方々が多かったようだ。
彼の容貌をもってすれば、納得がいく。。。

さて、、演奏はまず、グルダのアリアから始まる。
とても素敵で美しい曲である。

この曲は、たとえば、CDでいうと、グルダ・ノン・ストップあたりにもはいっている。
彼は、おそらく耳コピーして、この曲を楽譜にして弾いているに違いない。
そのうちに、秘蔵の耳コピ楽譜を見せてもらいたいものだ。

この曲は、パリをあとにするときのお別れの会でも、弾いたとのこと。
思い出深い曲のようであった。



さて、プログラムは、

グルダ アリア
プーランク 主題と変奏
ドビュッシー 亜麻色の髪の乙女、ヴィーニョの門
ショパン ノクターンNo.8、スケルツォNo.2

休憩
黒いシャツに着替え雰囲気を変えて

・リスト(ホロヴィッツ編曲) 波を渡るパオラの聖フランシス
・グリンカ(バラキレフ編曲) ひばり(ペテルブルクへの別れより)
・ラフマニノフ ピアノソナタNo.2 1913/1931年版に基づく山口雅敏オリジナル版

アンコール

--
トータルとして、
パリの思い出や曲の紹介のトークを交えてのリサイタルで、とっても、アットホームな感じ。
ドビュッシーは、金髪の髪の乙女になってしまったかもと本人が、演奏後苦笑しながら話をしたのが、なかなか新鮮だった。
演奏前のトークでは、亜麻色でなくて、赤か金髪になるかもと話をしていたように記憶している。

私は、最近の仕事疲れのせいか、
不覚にも、
プーランク 主題と変奏、そして、
ドビュッシー 亜麻色の髪の乙女
が終わる頃からか、少々うとうとしていた。

失礼しました。。。

ドビュッシーとかショパンは、聴衆へのサービスメニュープログラムだったような気もする。

私には、心地よい眠りを誘う音楽であった。安心して聞けるのだから、身体がゆったりしてしまうのも仕方ない。

20分の休憩

私もリフレッシュし、今度は目をぱちりと開けて聞く。

・リスト(ホロヴィッツ編曲) 波を渡るパオラの聖フランシス
・グリンカ(バラキレフ編曲) ひばり(ペテルブルクへの別れより)
は素晴らしかった。

立体的でありながら、しかも、それぞれの旋律の美しい音を保持している。
特に高音部がきれいな響きであったように思う。


黒いシャツにチェンジしてからは、ソナタに向けて、徐々に緊張感が高まっていくような感じであった。

そして、とうとう、ラフソナ。

ホロヴィッツ版でもなく、彼自身のバージョンである。
初版、改訂版、ホロヴィッツ版と、研究に研究を重ねてきた上での、最高の組み合わせ、
彼の感性によって、組み合わされたラフソナは、迫真の演奏であった。

また、あの美しい二楽章も、本当に素晴らしかった。

もともと、この曲はかなり複雑で、音も多かったりするし、この曲になじんでいない人々にとっては、難解な曲であったかもしれないが。名演であったと思う。


さて、アンコールであるが、ここから、さらに、彼の本領発揮。。。

?ローゼンブラットの鉄腕アトムファンタジー???だったかな?
?彼自身の編曲によるらしい、あらべすくまんばち
 くまんばちとアラベスクの合成曲、統合版である。
 あらべすくまんばち については、さらに、良い名を募集中とのことである。
?ジャズ風?トルコ行進曲 (彼の編曲と思う)
?オルゴール風の曲(名前は忘れた??)

こんな感じであったろうか。
一曲、一曲に、聴衆は大喜びであった。

とても、楽しく、独創的で、彼らしく、そして、素晴らしいリサイタルであった。

返す返すも、楽屋にいけなかったのは残念だ。。



演奏会のホームページはこちらです。



昨日・本日の練習から
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ヒナステラ
・「アルゼンチン舞曲集」Op.2-2 優雅な乙女の踊り 譜読み

カプースチン 
・エチュードNo.1//No.2/No.6/No.7 (No.7は譜読み)
・プレリュードNo.3/4 
・MotiveForce

メトネル 
・プリマヴェーラ 思い出し練習

ピアソラ
・タンゴエチュード TANGO-ETUDES (ou "Etudes tanguistiques") pour piano
(Arrangement : Kyoko YAMAMOTO) No.1//3//5/6 ゆっくり徒然音だし

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Last updated  Feb 2, 2008 09:02:47 AM
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