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カテゴリ:音楽
久しぶりというか、ほとんど初めてカプの変奏曲を音にしてみた。
この曲、聞いた雰囲気とはかなり異なり、結構譜面を読む事からして難しい。 ちょっと、最初の方は、エチュードの七番の譜読みと似た難しさ感がある。 して、結構長い。 して、変奏曲であるから、様々なジャジーサウンド展開となるわけであるが、 右左交差(交差にしない形で弾く事もできるが、譜面上は右手左手交差)が結構きつい部分もある。 身体的には、左右交差によるストレッチ効果もあり、健康にもよさそうである。笑 ・・・ どうにかこうにか、最後までたどりついたが、この曲をものにするには、かなり時間がかかりそうだ。 そういえば、友人H氏のこの曲演奏(各種コンクール?)で、かなりの人々が、さらにカプースチンに興味を持ち、カプースチンファンがさらに増えたという歴史?!があるわけであるが、 今となっても、改めて自ら弾いてみると、 そのジャジーな感覚は色あせず、改めて、各種要素をあわせもつ、素晴らしい曲であると感じた。 -- Tyeesは、比較的小曲を好み、長めの曲達は遠巻きにしてきた。 長い曲は、練習時間もかかるし、やはり長いというだけで、難しくなる。 暗譜も、体力も・・・・。 といって、短い練習曲たちが、簡単というわけにはこれもいかない。 しかし、短くきって一曲ずつを取り出して弾けばよいという意味では、プレリュード類は、ややアマチュアにとっても、やりやすい曲集である。 カプースチンのプレリュードは難しい曲が多いが、 バッハのプレリュード ショパンのプレリュード、 ドビュッシーのプレリュード など 一曲一曲は各様の美しさをもちながらも、素人からしても、手出しできる曲も沢山あったりする。 プレリュードの曲集の中には、エチュード以上の難曲も存在するが、比較的、優しいものから中級くらすのものまでを色々、練習し続けていけば、バラエティに富んだ練習もできるし、曲想も各種のものを経験できる。 そういう意味では、Tyeesにとっては、とても役に立つ。それがプレリュードである。 長編小説を数少なく読むよりは、短編集であったり、短い詩集を、暗記するまで、読み込むことに近いかもしれない。 という意味で、この曲、即ち、カプースチンの変奏曲は、なかなかタフな中編小説といった感があるものの、今後は、練習対象に時々加えていきたい。 さて、カプースチンのMotive Force。 こちらは、カプの最も短い曲といわれている。 これはこれで、技術的にもタフなのであるが、Tyeesとしては、こちらもかかさず練習対象に加えていきたい。 前から何回も述べているが、おおむね一曲弾けるようになってから、最低200回弾き込んでいくと、おおむね、人前でも弾けるレベルに到達可能。 できれば、500回弾きこんでおくといいらしい。 やはり短めの曲を優先にすべきなのであろうなとも思いつつ、変奏曲の魅力にも抗しがたい、幸せな一日の始まりである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 26, 2009 05:38:25 PM
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