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Feb 11, 2011
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カテゴリ:徒然独り言
昔、あるところで、言葉や、鼻歌のような口ずさみ(音楽)は、贈り物の習慣から生まれたのではないかとの説を聞いたことがある。

まだ、言葉も稚拙で、単語も少なかった頃、プレゼント(元々は食べ物であったかもしれないし、羽織るものであったのかもしれない・・・)を男性から女性に渡すとき、またはその逆の時に、人類は口ずさんだ。
鼻歌のような音楽ともまだいえないようなものに、そのうち、言葉が少しずつつき、言葉と歌が生まれたのではないかといったような話であったと思う。

プレゼントの際のセレナーデとともに、言葉と歌が育まれてきたとすれば、大変に愛らしい、素晴らしい話である。

人間は、言葉を発展させ、言葉で考え、言葉を書物に記録できるようになってきた。

しかし、ものごとは「言葉」では完全に説明できないようだ。言葉の制約は確かに存在する。
逆にいえば、「言葉は曖昧だからこそ、自由に使える」ということのようだ。

これもある番組でやっていたのだが、人間の能力としては、「範疇化(はんちゅうか)」が素晴らしいそうだ。
色々なものや、言葉を分類し、単語化し、グループ化して、集合としてとらえる。そしてそこにまた、単語が生まれる。

日本では、雨が多いので、雨に関する単語は数多くあるという。
大雨、小雨、霧雨、春雨、梅雨(つゆ)、五月雨、秋雨、時雨、糠雨(ぬかあめ)、驟雨(しゅうう)・・・

これは、「分節化」というらしい。
「雨」という、連続事象に切れ目を入れて、ある概念を作り出すこと。
「雨」に関する色々な単語がある中で、特定の単語の意味を相対的に推し量ることができるようになる。
おおむね、このような雨であるのだろう・・・と。

しかし、これらは、「雨」という範疇にあることに変わりはない。

また、日本では、状況を慮りつつ相手により敬語を使い分けるから、私、おれ、僕などの言葉が生まれたのではないかとの話もあった。英語では "I" のみであるのにだ。

言葉は、特定のものに名前をつければ、世界でただひとつのものを表すことができるのだろうが、それを大多数が知らなければ、言葉は伝わらない。

より多くの人が使う、単語とその分節化による、類語、派生語たちが、不完全ではあるものの、特定のものをイメージしやすいように、してくれている。
子供達は、それぞれ生まれ育った環境によって、異なる教え方により、特定の単語の意味を覚えていくが、私のあなたでは、特定の単語により思い浮かべるものが異なる。すなわち、特定の単語により想起するイメージは人によって異なるのであり、厳密には、単語がいっしょだからといって、私とあなたで同じものを指し示しているとは限らないのだ。

「椅子」 あなたがこれまで見てきた椅子と私がこれまで見てきた椅子はおおむね同じものもあるかもしれないが、違うものも沢山あるだろう。

「渋谷」 あなたにとっての渋谷のイメージと私にとっての渋谷のイメージは異なる。麻布から歩いて抜けてみると、谷なので、アップダウンがある。また、都市部、雑踏から、閑静な住宅街と、さまざまな街からできている。

「山の頂」 遠くから見た、山の頂はとんがっていたりするが、近づくに従い、色々な風景、森や岩や霧とともに、結構大きな頂上にたどり着く。そこには、雲が晴れたときの青空が広がっている・・・。

さらにいえば、ここに私とあなたの目の前にあるコップがあるとしよう。
私の見ているコップをあなたも見ているが、このコップは私と全く同じように見えているのかわからないし、同じ言葉で形容しても、完全にはあっていない。

固い、透き通っている、冷たい・・・・。
それぞれ、あいまいな、幅のある形容でしかない。

私は、そもそも、右目と左目で見たときに、コップが異なって見えることに気付いてしまった。
勿論若干角度が異なるということもある。
一時には、右目と左目では全く同じものを見ることができない。
見たものは、頭の中で合成されて、コップというイメージに照応している。

しかも、私の場合、右目と左目で、明るさとか色合いが微妙に違うのである。
利き目が右目ということも影響しているかもしれない。小さい頃、右目に小石?がぶつかって、失明しかかったということもこれありかもしれない。
それ故か、私個人のみにとっても、右目の世界と左目の世界は異なっている。これを頭がまとめて、あるものを見たという感覚を作っているのであろう。
だから、自分の中でも微妙に異なるものを、他のひとの言うものと同じだとするには、無理があるというものだ。
 
--

言葉の制約は確かに存在し、逆にいえば、言葉は曖昧だからこそ、自由に使える。

「渋谷」という固定的な言葉にも、多層的な意味合いがある。
自ら考えているだけではなく、その言葉を身体を使って体験してみる。多数の人の渋谷に関する話を聞く。
さすれば、自らの体感的な、そして、さまざまな、多層的な「渋谷」の意味合いが広がってくる。
固定化された言葉から、逆に、さまざまなイメージがリンクされて、広がって行く。
TV番組の中で、入不二さんはそのようなことを言っていたと思う。
--


ここからは、Tyees推論である。

人間は言葉と歌を発展させ、文字をつくり、音楽をつくった。
各地の音楽ルーツや民謡、そして、各地の言葉、言語の違いがどのように、生まれ、育まれてきたのか。
なぜ、ひとつの言語ではないのか。

アフリカのある女性から人間は等しく生まれてきたのだという。
その後の複数の後継者たちも・・・
その頃は、まだ、比較的近くに住み、彼ら我々の大祖先達は、貧弱ではあるが、共通の言葉と歌をあやつっていたに違いない。

彼らは、どんどん増えて、各地、全世界にちらばり、そして、そのうち、地域性が生まれる。ある意味ではクローズドな地域で、それぞれはさらに増え、発展していく。

その中で、ひとつであった、言葉と歌は、分化していったのかもしれない。
それらは、いくつかの兄弟姉妹の系統ごとに、また、その住まう地域ごとに、民族を生み、人種を分化させていった。

さらには、各民族、人種ごとに、異なる言葉と歌を発展させた。
それらは、さらに、細かく分化していき、あるいは、ある場所では既に在る異なる言葉と歌がミックスされていく。

フランス語と英語が分化し、さらに、地域毎の方言もできていくようなものだ。

今では、それらが、相互に変換され、通訳され、伝わる時代となってきた。
そのうちにリアルタイム翻訳もできるようになるだろう。
しかし、その言葉、話し手のバックボーンや文化の違いの理解は必須であるし、
完全には意味合いが伝わらないこともよく理解しておく必要がある。

将来は、リアルタイムで翻訳できるようになるものの、幼少の頃からは、自国言語
と、英語あるいはシングリッシュ、あるいはエスペラント語とのミックス、そして、
中国語あたりの三つの言葉を学習することが必須となるのではないだろうか。

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言葉の制約は確かに存在し、逆にいえば、言葉は曖昧だからこそ、自由に使える。
だから、正確に伝えるには、各種の努力を要するのだともいえる。
一回話したくらいでは、まだまだ、全然伝わっていないのだと理解すべきでもある。

幾度も伝える。何回も異なる言い方で伝える。わかりやすく伝える。
イメージで伝える。・・・・・

単語数、類語数を増やしていくことも重要。類語辞典などは必須であるそうだ。
体験やバックボーンとなる事象を理解してもらうことも、言葉の理解を助けるだろう。









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Last updated  Feb 13, 2011 02:45:17 PM
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