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自分のことを好きかと問われるとうーむと唸ってしまう。
好きな部分もこれあり、きらいな部分もこれありだからだ。 しかし、今の時代、憂慮すべきは、自己否定、自分が嫌いという子供達が増えているということである。 過半数、いや七割程度は自分が嫌いな子供達であるらしい。 子供達は、周りと比較して、自分の中の自分のイメージを確立する。 -周りの比べて、勉強やスポーツがとりわけできるわけではない。 -頑張ったのに、親に怒られた。 案外と、これらが子供達にプレッシャーを与え、自分の中の自分を嫌いになっていく多くの原因となるようだ。 子供達が、自己を好く子供に育ってもらう為には、 -ダメ といわず、「こうしよう」 -頑張れ といわず、「頑張ったね」 と言ってあげるとよいらしい。 そもそも、子供達は生まれた時、自分が好きで生まれるのだ。 まさか、生まれた時から、周りと自分を見比べることもできない。 なにしろ自分をまだよく知らないし、比べる相手もまだまだ少ない。 だから、生まれ育つうちに、周りの環境、周りとの比較で、自分を好きになったり嫌いになったりするのだろう。 - 自分を嫌いな人は、自分を好いてくる人を好きになれない。 なぜなら、自分の嫌いなもの==自分 を好きな人は、自分の嫌いなものを好きな人だからである。 だから、人を好きになり、人に好きになってもらうには、まず、自分を好いていることが必要であるらしい。 簡単にいえば、相思相愛の恋愛をするには、まず、自分を好きになること。それが、自分のよって立つべき恋愛の場になる。 たとえば、昔、親からここがだめといわれていた部分とか、とにかく、自己否定している部分を捨ててしまう。 また、自己否定している部分について、人と比較しない。 要は、自分のよいところだけ、あるいは、人が自分のここがいいという部分をおおいに伸ばし、そこを自ら好きになって行けばよいのだ。 最近は、効率化を重んじ、役に立たないことはしない、めんどうなことはしないと言う若者も多い。 人生において、色々な体験をしていくこと、成功だけではなく失敗体験もしていくことが、望ましいはずであるのに、めんどうくさい、失敗したくないで、閉じこもってしまう。これは現代の病ともいえるだろう。 恋愛もめんどうくさい、うまくいかないといやだ、失敗したくない・・・ これでは前に進まない。 皆が草食系的になってしまう。 現代の病を断ち切るには、 朝、カーテンを空けて、伸びをする。暑いシャワーを背中に浴びるもよし。 ふとんにくるまっていないで、光にあたって、外にでるのがよい。 子供達には、あまり周りと比べない。よいところを褒める。 ダメといわず、「こうしよう」。 頑張れといわず、「頑張ったね」。 と言う。 そして、有難うと言う。 これだけで、子供達は、自分の好きなこと、やがては得意なことを育てつつ、自分を好きになって行く。 そして、自分の中の自分を好きな、相手を好きになる。 たったそれだけだ。 もう大人であるあなたの場合は、自分の中の嫌いな自分と、自己否定する自分の部分だけを少しずつ、捨てて行き、自分の中の好きな「自分」を育てて行くことからはじめるのが吉であろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 13, 2011 02:31:01 PM
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