岩国米海軍基地祭に恋して2
引き続いて、飛行展示の紹介である。何せそろそろ買い替えかとも言えるボロデジカメで撮ったので画質はよくないし、サイズの関係で縮小したため見難いがご容赦を。さて、メインの飛行展示は米海軍の主力機となり遂せたF/A-18ホーネットの飛行であった。居並ぶホーネット。実際に飛行したのはこの内の4機だけで、他2機程が待機していた。緊急の故障等に対応するための予備機であろう。右側のホーネットは滑走路に進入しているところである。距離感が分からないが、中央の整備員たちは結構近くで見送っているのではないだろうか。ダイヤモンド型の編隊で頭上を通過するホーネット。4機分の轟音はかなりの迫力であった。そりゃ騒音が問題になるわ。先程とは逆側から通過するホーネットの編隊。今度は斜めに編隊を組み直している。この4機編隊は実際に部隊が実施するという方法で模擬攻撃訓練を実施したが、2機ペアに別れてやった事、機敏な動きを見せてくれた事から写真に収められなかった私の技量不足ですごめんなさい。着陸して来たホーネット。パイロットが手を振っていたとの声もあったがこのカメラのズームではこれが精一杯。サービスショット。しばらく時間を開け、今度は単機でのフライトが始まった。車輪、着艦フックを下ろして飛行中。かなりの空力抵抗だと思うが、パイロットの技量か、フライ・バイ・ワイヤの力か。車輪等を格納し、一転して急速上昇。すぐに雲の切れ間に消えた。 高い機動性を見せつける様に飛行。手を伸ばせば届きそう、とはまさにこの時のホーネットであった。その他、アクロバットチームによるアクロバットもあった。それなりの技量だったが完全におまけ状態。総評としては、特にホーネットに関しては文句のない出来のフライトであった。むしろホーネットオンリー(まぁ、海軍基地だし)。正直なところ、飛んでいるホーネットやファルコンを見るのは初めての事であり、その存在感に呑まれそうになった。ただ、もう少し違った機体、例えばサンダーボルトやイーグル等との混成部隊によるデモ攻撃等も見てみたかったが、それは高望みしすぎだろう。もし機会があれば本場、アメリカにでも行って見ればいい。ぜひ、またこんな機会に立ち会ってみたいと思った基地祭であった。おまけ。米海軍の新型機↓ごめん。終わり。