■ 「遠山の金さん捕物帳」 中村梅之助、 歌「親分&子分ズ」 梅デンよ、この、サクラ吹雪が、目に、へいらねえか? 俺たちは、同じ、893、て事よ。 (1)巣鴨で、「遠山金四郎」の墓を発見した。 それは、25才位の時、だと思ったが、巣鴨へ、行ってみようと思った。 日暮れが、早かった、と思われるので、もう秋も、終わりの頃だったか? その頃の、私は、一週間に、一度は、史跡巡りみたいな事をしていた。 雑司ヶ谷、鬼子母神なんかも、行ったし、平山城址公園とか、マニアックな所にも行った。 また、少し、足を運んで、川越などにも、行ってみた。 その頃は、ネットや、スマホなども無く、未知の空間が、あふれていた。 一体、どんな、所だろう・・・? 想像力が、かき立てられたものだ。 今は、そんな、想像する事の楽しみなどは、失せている。 チャットなどで、どうでもいい様な、意見が、騒々しく、まとわり、付いてくる。 また、監視社会、となってしまい、常に、見張られている、からだろう。 昔は、真っ暗闇が有ったり、静寂と言うものが有った。 だが、今は、無い。 そう、そんな、まだ、静けさがある、時代に、私は、巣鴨へ、行ってみたのだ。 商店街が、あって、「とげぬき地蔵」を、見に行った。 が、実は、あまり、思い出せない。 行った時間が、遅かったのか、日も、暮れかけて来た。 私も、初めての場所なので、帰ろうかと思い、歩き出した。 しばらく、行くと、何やら、山影が、見え始めた。 こんな所に、山が、あるのか? 東京のことだから、山の、向こうへ、すぐに、行けるだろう、と思い、そちらの、山影に、向かって、歩き出した。 しかし、行っても、行っても、中々、道路に出ない、気が付くと、街灯などは無く、真っ暗に、なっていった。 私は、さすがに、不気味になり、周囲を、よく見ると、墓石が、並んでいた。 墓場? それでも、私は、突っ切って、山の、向こうへ、行こうとしたのである。 すると、寂しげな、電球の光が、見えたので、とりあえず、そこへ、行ってみた。 建物は、どうやら、寺のようであった。 そして、立て札の様な物が、たっていたので、見てみると、「遠山左衛門尉景政」の墓、と書かれていた。 実際の所、遠山金四郎の墓、と書かれていた、と言う可能性もあるが、よく、覚えていない。 私は、ようやく、そこが、墓場の、ど真ん中である事に、気付いたのである。 どおりで、人通りが、無かった訳だ。 私は、ぞっとしながら、道を、引き返し、商店街に、戻って行った。 実に、不気味な、体験をしたな、と言う思いだが、現代の様に、スマホで、調べたり、できる様になると、そんな、意外な体験も、少なくなるだろう。 私は、偶然にも、遠山金四郎の墓を、発見したが、彼が、実在した人物である事が、分かったのである。 ■ フィンランドで二番目にダサい「遠山の金さん」 要注意! (2)巣鴨に、文豪への道が、在った。 私は、その当時の事を、思い出そうとして、地図を、開いていると、実に、意外な事に、気付いた。 それは、その寺の横に、「芥川龍之介」の墓が、在った事だ。 自分が、知らないうちに、文豪の墓に、遭遇していたのだ。 「芥川龍之介」は、1892年3月1日 に、生まれ、1927年7月24日で、35歳で、没している。 7月24日は、獅子座の、始まりだが、そう言えば、東京オリンピックの、開催予定日も、この日だった。 また、私が、以前、使っていた、プリンターの機種は、「レックスマークX2470」で、似ているし、先日、カラオケで、Xジャパンを、歌っていたら、数日後、イーロンマスクが、ツイッターを、「X」と改名した。 そう言えば、私が、メタ・フィジカルについて、言語に関する、記事を書いていたら、二日後に、フェィス・ブックが、「メタバース」に、改名する、と言う、シンクロが発生した。 これらは、単なる、偶然であろうか? 私が、地図から、その墓を調べていると、脳裏に、言霊が、ガンガン流れて来た。 「よく、来たな。 お前に、文豪の座を、譲ろう。」 私に、・・・・。 私は、中学の時、初めて、小説を書いたが、その題名が「河童」であり、「芥川龍之介」の、「河童」と、同じ題名の小説であった。 これは、夏休みに書いたもので、原稿用紙5枚位の、短いものであった。 あまり、すごい作品、ではなかったが、みんなの前で、読まされた。 私は、絵の、人間で、どこへ行っても、うまいと言われたが、どう言う訳か、小説を、書いたのである。 また、詩なんかも、ほめられる事が、何度かあった。 国語が、苦手だった私が、文章で、ほめられるなんて、よく、考えてみると、おかしな話だ。 「私に、・・・・。」 今、この世界は、消えかかっている。 お前には、分からんのか、この崩壊の兆しが? この、文明は、今、黄昏の中にあって、夜の闇に、消えかかっているのだ。 「そんな事、初めて聞いたよ。」 必要なのは、文章による、ファンタージェン(想像の世界)だ。 これは、絵による表現とは違う。 もっと、高次元の、ファンタジーだ。 この、ファンタジーが、無くなれば、この世界は、滅び去るだろう。 いいか、言霊や、文章で、終わりなき、果てしない、夢を、想像するのだ。 もし、高次元の、ファンタジーが、失われれば、ファンタージェンも、消滅するだろう。 そうしたら、この世の、全ての、法則も、山や、森や、動物達も、お前の、知り合いも、お前の、友人も、お前の、親も、そして、単なる、通行人も、その、すべてが、失われるのだ。 そして、永遠の、虚無の世界が、 お前の、目には、見えないのか? すでに、あの、懐かしい街並みが、今、消えかかっているのが、 「僕は、文豪なんかに、なれないよ!」 「それは、プレッシャーだ!」 「でも、金持ちには、なりたいよ。」 それならば、隣の、遠山の金さんに、頼んでくれ。 しかし、お前は、文豪になるぞ、 「うわ! それは、プレッシャーだ! 私に、期待しないで! キレイに、なりたい。」
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最終更新日
2023年08月17日 22時59分11秒
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