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テーマ:地域を楽しむ(329)
カテゴリ:イベント
かつて炭焼きが盛んだった内山で、炭焼き体験会を開きました。
炭出しのために開かれた炭窯の口(2/13) ユっぴー・コスモスです。 《コスモス街道》を、応援してくださいね♪→ 2月13日(日)、 佐久市内山コスモス街道沿いの庭園「こもれび」にて、 内山キラキラプロジェクト主催、「炭焼き」体験の会を開催しました。 ※→「こもれび」アクセス(佐久市内山、国道254号沿い) ( 後 援:森守舎さん、岩月瓦工業さん、民宿白樺さん ご支援:大月の長岡さん、苦水の小林さん、他 ★ ありがとうございました!) その2日前の11日、 友人ricoさんと一緒に、 炭にするための木材を窯の中に立て込みました。 窯の口焚きをして木材に点火したのち、 口を石と泥で封じました。 窯の中に木を立て込んでいる友人(2/11) 11日は雪の降る寒い日。 一緒にいろいろな作業をしてくれた友人に感謝! (「こもれび」の炭窯には屋根がかかっていて、 雪や雨は直接かかりません。) さて、13日(日)は夜中も雪が降っていましたが、 空模様は快晴。 ユっぴーは早朝炭窯へ行き、 ふさいであった煙道(煙突)の口を少し開けました。 その後、煙の色などを見ながら煙道口を少しずつ大きく開いてゆき、 それから窯口も少しずつ開いてゆきます。 こうしたプロセスは練成といい、 窯の中に少しずつ酸素を送り込んで高温にすることで、 木炭の中の不要なガスを放出させるとともに、 堅く締まった炭にしてゆく大事な工程です。 参加者のみなさんにもその工程の後半を、 見学していただきました。 煙道口からの煙がだんだん透明になり、 少しずつ開けてゆく窯口の穴から見える、 窯の中の木炭が、赤々となり、そしてガスを放出して めらめらと揺らぐ炎が次第におさまってゆく様子を、 見ていただきました。 そしていよいよ、 窯口をふさいでいた石と泥を取り除いて開き、 炭出しの開始です。 長い専用の道具を使って赤々とした炭を窯口までかき出すと、 外気に触れた炭はとたんに周りが白くなります。 その変化は美しく神秘的で、 かぐわしい炭の香りともあいまって、 心にワクワクとした感動を与えてくれます。 窯口まで出した炭は一呼吸おいてから、 窯庭(かまにわ)の脇へ寄せ、 消し粉(土と灰を混ぜて湿り気を与えたもの)をかけ消火します。 この作業をみなさんに交代で実際に行なっていただきました。 炭をかき出している参加者の少年 ――窯口に近づくと凄い熱気が来ますが、 がんばって作業してくれました。 動画:炭窯から炭をかき出している様子。 ★上の画像をクリックすると動画を見ることができます。 動画:炭を窯庭の端に寄せ、消し粉をかけています。 ★上の画像をクリックすると動画を見ることができます。 こうして皆で一連の作業を終わらせ、 炭窯の中の木炭を、すっかり出して消し粉をかけました。 みなさん、お疲れ様でした! 炭を出した後の窯はまだまだ高温で、 300~400度くらいあると思われます。 ここに、次に焼く木材を立て込むと、 効率良く炭焼き作業を続けてゆくことができます。 が、今回は体験会のお楽しみの一つとして、 この窯の余熱で「石窯ピザ」を焼いてみんなで食しました。 前夜イースト発酵させて作ったピザ生地を 朝薄く広げてトレイの上にセットしたのをたくさん作り、 ピザソースと具をトッピングして後は焼くだけにしておきました。 まだ熱い炭窯の中に入れると、 すぐにチーズが溶けてブクブクし、 生地はちょっと焦げてこうばしく、 良~い具合に焼けました。 上下左右全方向からの、石と土から放射される炭の余熱。 そこに秘められたふしぎな威力が、 ピザをとっても美味しく焼きあげてくれました! 焼き上がったピザ♪ ~本当においしかったです! 生地の厚みが薄いもの、厚めのもの、いろいろあったのですが、 それぞれに食感が違って楽しめました♪ 雪景色の戸外で火を囲み、 みんなで食べる食事は最高♪ 帰りには、この日出した炭を みなさんで分けて持ち帰ってもらいました。 「また今度やってほしい」という声も。 みなさんお疲れ様でした! 木炭として質の良いものになる木は、ナラやブナです。 が、今回使用したのはそれ以外の雑木です。 これは、今回後援してくださった森守舎さんや白樺さんが、 薪やキノコ原木として商っているナラやブナ以外の雑木を、 いただいて使用したものだからです。 自家用には十分ですし、間伐材、活かして行きたいなあ、 と考えています。 《コスモス街道》を、応援してくださいね♪→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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