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テーマ:徒然なるままに(1486)
カテゴリ:人生観
どこに行っても、ガソリン代の高騰の話題が出ます。 漁師さん達は、やはり燃料代を気にして 漁に行く日が少なくなっている。 漁があっても港内で捕れた魚を生かしておいて、 ある程度まとまったら市場に持って行くというふうにやっています。 皆さん、大変なようです。 ガソリン代が高いのは、 何も日本に限ったことではないらしい。 ヨーロッパは、軒並み日本より高い。 お隣の韓国は、200円/Lくらいと聞いています。 アメリカは、日本の約半額。 中東の産油国は、日本の10%から30%くらい。 日本は、半分が税金だから多少は原油が上がっても、 税金を減らして全体の値上がりを抑えているようです。 これ、我が家の燃料の薪です 石油や天然ガスといった化石燃料は、このままで行くと 後30年くらいで枯渇する と言われていますね。 いよいよ、真剣に代替エネルギーや節約を 考えてゆかなければいけない。 しかし、経済の仕組みとエネルギーの節約は、 相反する問題が多いです。 例えば、排気量2000cc以上の車は、 燃費が悪いので作らない。 新車で車を買ったら、最低10年は乗ってもらう。 車は、一家に2台は駄目。 24時間電源の入りっぱなしの自販機は廃止。 コンビニとかスーパーの営業時間は20時まで。 こんな事になったら、日本の産業は パニックになってつぶれてしまいますね。 失業率も大幅に上がるでしょう。 今日の農業も、石油依存が大きい。 大量の化学肥料、ビニールハウス、大型農業機械、 大量の農薬を使えなくなったら、 大幅な生産量のダウンにつながるでしょう。 スーパーに買物に行っても、 大根1本1000円とかになったりする。 アメリカは、一人あたりの石油の使用量は 日本の5倍と言われています。 京都議定書にも、ブッシュ政権は 環境よりも経済を優先して批准しませんでしたね。 地球環境よりも、産業界の意見が大切だと判断した。 やはり、ここにも大きな矛盾が潜んでいます。 生活レベルを落として、石油の節約や地球環境を考えるか。 現状の経済=生活レベルを維持しながら・・・・・ なんていう虫の良い方法は無いかもしれませんね。 経済や暮し向きを優先すると、 節約や環境問題をある程度無視しなくてはいけない。 節約を考えると、今の生活レベルが成り立たない。 今、ガソリンを始めとする石油製品の値上がりは、 今後の節約時代の合わせて予行練習と考えたらどうでしょうか。 なるべく、ガソリンや石油、電気を使わないで 生活してゆく方法を実践してゆくチャンスです。 島の生活は、都会よりもずっとやりやすいですね。 あんまり、車は乗りませんから、 ガソリンは、軽だから20Lも入れれば1ヶ月もちます。 暖房は、薪ストーブだから石油は要らない。 風呂も薪ですしね。 都会からすれば、まるっきり原始生活ですね。 石油製品の値上がりと言うマイナスを、 プラスに考えたらどうでしょうか。 愚痴ったって、値下がりしませんからね。 さあ皆さん、これからの冬に備えて、 頑張って乗り切って行きましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.17 08:15:41
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