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カテゴリ:アセンション
ようこそ、お越し下さました。 思わせぶりの台風16号と、 見た目以上に力があった 15号が過ぎて行きました。 皆様の所はいかがでしたか? 網地島では、特に大きな問題は発生していません。 例の本土からの水道パイプは、 風前の灯のまま、 何とが持ちこたえております。 しかし、浜に押し寄せた 漂流物の多さには驚きました。 今まで、数カ月に渡ってきれいにした浜が、 又やり直しといった感じです。 本土で崖崩れが多かったと見えて、 樹木や木の枝が大量に流れ着きました。 いつも言っていることですが、 この程度で済ませていただきました。 毎年冬に訪れている紀伊半島の土砂災害、 早く収束するといいですね。 そして水害に見舞われた方々、 一日も早い安息の日を 迎えられることを祈ります。 さて、今日は弘法大師空海の 御詠歌を紹介します。 まず、空海が開いた真言密教で 「阿字観」(あじかん)という瞑想法があります。 この梵字は「阿」(あ)と読むそうです。 この『阿』という字は、 真言宗の位牌の上にも書いていますが、 『大日如来』を表します。 大日如来とは 「永遠不滅の命の大本、 神秘なる知性であり 無条件の愛そのもの」 とされています。 平たく言えば、 天地宇宙の創造の神 となりますね。 この字が書かれた掛け軸を前にして 瞑想するのが「阿字観」で、 高野山に行けばいつでも体験できます。 これが、その御詠歌です。 阿字の子が 阿字のふるさと たちいでて またたちかえる 阿字のふるさと 私たちは何者か・・・ それは『大日如来の子』だと言うのです。 大日如来の子である私たちは、 ここに生きる前に光の国そのものである 『阿字のふるさと』に存在していましたが、 ある目的で旅に出ることを決心しました。 そして旅先のこの世というところで、 肉体という、いわばこの世での服を着て 存在しているということになります。 何故、私たちはなぜこの世界に やってこようと決心したのでしょう? 阿字のふるさとという天国にいた存在が、 わざわざ旅にでようとしたのですから それなりの理由があるはずです。 お釈迦さまは、 「この世は一切皆苦しみである」 と言っています。 苦のない世界から、 一切が苦の世界に 私達はやってきたのです。 わざわざ苦の多い地に旅に出たのは、 その「苦」を学ぶためと言っても 決して過言ではないでしょう。 その事については、 いつもこのブログで書いてきました。 「苦」を学ぶという事は、 「苦」を理解し乗り越え、 歓びとすることですね。 この忘れ去られていた本来の目的を、 今しっかりと思いだすことが大切です。 これは、阿字の子が より高次の阿字の子になる為の、 避けることのできない プロセスなのですから。 アセンション(次元上昇) という言葉を使って言えば、 アセンションの条件かな。 ちなみに、こんな言葉遊びを・・・ 網地の子が 網地のふるさと たちいでて またたちかえる 網地のふるさと なんちゃってね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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