こんばんは。


今夜は、最近注目しているニュースの話を。
ネットでは随分騒がれていますし、それだけ重要な問題なので、私も書き留めておきたいと思います。　これは報道、特にインターネットにおける情報発信の重要性において、悪い意味で歴史に残ってしまう、見過ごせない問題です。　日本人なら皆、当事者です。


この問題をここではまとめて「毎日新聞問題」と呼ぶことにします。


どのような問題かと言いますと、長くなるのですが、はしょって言うと毎日新聞が９年間、海外に向けて発信していたニュースは事実無根で、明らかに悪意がある内容で、日本人のイメージをものすごく傷つけるものだったということです。　そのニュースは性的な内容が多く、ここには書きませんが読んでいるだけで胸が悪くなるようなことばかりです。　実際、この問題が本日テレビで取り上げられ、報道されたのですが「内容が過激すぎてテレビでは紹介できません」と大きく表示されていました。　それほどに悪質で、悪意に満ち溢れた中傷です。　詳しい内容は下のバナーから飛べる毎日新聞問題のまとめサイトをご覧ください。


日本三大紙のひとつ、毎日新聞の海外向けニュースサイトですから当然閲覧者は多く、このニュースを見た人たちには当然問題意識が生まれます。　そら、当然です。　曲がりなりにも日本で有数の発行部数を誇る新聞社が発信しているニュースだから嘘八百が書かれているとは思わないでしょう。　


まず第一に許せないのが、ここ。
事実無根の日本人中傷記事を９年間も垂れ流したこと
これは、事実です。
ネットのニュースなんて拡声器で叫んでいるようなものであっという間に伝わるから、この９年間の間、日本人に対して直接・間接を問わず悪影響を与えたと思うと…　言葉もありません。　実際、海外では日本人女性は好色で誰彼構わず相手を求めていると思い込んでいる外国人が多くいるそうです。　私も、日本人女性は海外旅行はしばらく控えた方がいいのではないかと危機感を持っています…　だって、本当は全然そうじゃないのに、周りの人に「尻軽女の日本人」と思われているということですよ？　犯罪に巻き込まれる可能性が高いです。　しかもそういう目で見られているのに、本人たちは気づいていない。　いいカモです。


第二に許せないこと。
それは毎日新聞の対応です。
このことが発覚した後謝罪記事は出ましたが（問題になっていなければ、まだまだ続けて嘘八百をタレ流していたわけですね）紹介の仕方が不適切であった”からであり、内容が間違っていたとは認めていないのです。　間違っていたどころか、大嘘なのですけど。　記事の内容には一切触れておらず、あたかも正義の毎日新聞が言論統制を受けているかのような印象を与える書き方をしています。　これまた、大嘘なのですけども。


さらに、嘘を垂れ流すという報道機関として致命的な失態をした担当者を、処分と言いながら実質昇格人事を行っています。　本当に目を疑う内容で…　人間だからもちろん失敗はあると思います（まあでも新聞社なんだから本当に本当に注意して注意して、書き方にも細心の注意を払うべきですが）、その後の対応にその報道機関の姿勢が表れると思うのです。　それが、厳重な処分と言っておいてこれでは…　


報道機関のあるべき姿はいつ、いかなる状況でも事実を伝えることにあります。
まずは事実を伝えること。　正直に、あったことをあったままに他者に伝えること。
事実は常にひとつです。
その後で、その事実に対して記者や批評家があれこれ論じて、そこでいろいろな見方があるのはいいけれど、事実を捻じ曲げずに伝える、これが前提にないと全てが成り立たないです。それを見事にぶっ潰した毎日新聞には、もうジャーナリストとしての誇りはないのでしょう。


そんなに日本人が憎いですか？
そんな方法で悪意をぶつける方法を選ぶのですか？



もう遠い昔ですが、就職活動をしていた時に、私はマスコミ系を志望していまして。
新聞記者や新聞社勤務に対する憧れも、確かにありました。
シンプルに、事実をまっすぐに読者に伝える骨太な仕事ができたらいいなと憧れの気持ちだけでいくつか入社試験、受けに行ったなあ…（あっという間に落ちたけどｗ）　それを思い出して、泣きたいような情けない気持ちになっています。　裏切りどころじゃないね。


右も左も思想に関わらず、人は自分の生まれ育った土地や国を愛していると思います。
それは世界共通の気持ちでしょう。　私自身、日本が好きだし、中傷されたら殴りあいくらいは受けて立つくらいの気持ちがあります。　そして、世界中の誰もがそうだと思うから、相手の国を嘘で中傷して挑発しようなんて思いません。　自分がされて嫌なことは相手にもしない、人間関係の基本ですよね。


だからこそ、今回の毎日新聞問題には怒りを感じます。
日本人だから。　それだけです。
私と私たちに関する事実無根の嘘に対して、抗議します。
下記バナーをクリックすると、今回の「毎日新聞問題」のまとめサイトに飛びます。　どうぞ見てみてくださいね。