7091808 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

うっかり0303

うっかり0303

Category

Recent Posts

Keyword Search

▼キーワード検索

2017年03月29日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
こんばんは~

東京都庭園美術館で現在開催中の『並河靖之七宝展 明治七宝の誘惑―透明な黒の感性』を鑑賞してきました。

明治時代の七宝家 並河靖之(なみかわやすゆき)氏の作品を中心に展示されていました。この展示は没後90年を記念してのものだそうです。

七宝ってアクセサリーなどで見ることが多いのですが、展示されていたのは外貨獲得などのために海外に輸出されていた美術品、工芸品です。美術館のHPでも作品の一部を見ることができますが、なんと繊細で美しいこと! 想像していたよりもずっと小さな花瓶やお皿に細かい細かい細工が施されていて、ため息がでる美しさでした。下絵の段階ですごすぎる…!

あんなに小さなものに絵を描くのだって大変なことなのに、七宝ということは金属の下地の上に釉薬をのせ焼いてあるわけで、焼き上がりの色やデザインを計算して作ってあるのですね。すごい技術だわ。

チケットに印刷されていた藤の花の花瓶、とっても綺麗でした。小さな藤の花が細く連なっているデザインで、模様のような美しさもあって背景の暗色が藤の花を引き立てていました。花鳥をモチーフにした作品も多く、それもよかったな。

晩年の作品は、余白を活かした風景画のようなデザインが多く、それもよかったですが、以前の模様のように連綿と柄が敷き詰められたデザインも私は素敵だと思いました。

ちなみにこの庭園美術館は建物そのものが重要文化財で、明治時代に朝香宮邸として設計されたものです。アールデコの建築様式が取り入れられて、とてもとても立派なお屋敷です! 家の中に噴水があるなんて…!

久しぶりにゆっくりと美術館を回って、いいひとときでした。




園内に咲いていた椿です。
桜も少しだけ咲いていたけど、高くて撮れなかったの。春ですね。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2017年03月29日 21時35分48秒
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.