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カテゴリ:歌手への道
バイエルン国立歌劇場の初日「ロベルト・デヴェリュー」を鑑賞し、興奮冷めやらずブログを更新する。
明日の再建サロンの告知のため、本来であれば朝更新した日記がトップになるのが望ましいのだけど、この感動は絶対書きたかった。 今日は、すばらしいの一言。 「何が何でも来日公演を成功させる」というのエディータ・グルベローヴァの強い意志のもと、バイエルン国立歌劇場の来日スタッフ全ての力が結集しました。 観客も含めて、ものすごい集中力でした。 さながら、エリザベッタ(エリザベス女王1世)役の「グルベローヴァの御許に集い、我ら勝利す」という感じ。 グルベローヴァの歌唱は彼女独特の名人芸であり、とにかく高音のロングトーンの素晴らしさと言ったらありません。 (絶対真似しようと思っちゃいけません) 正統派ベルカントか?と言われればNO!と言わざる得ないのですが・・・ (音階が見えないし、揺れるし、地声の低音は?ですし) でも、あの美しい声を自在にホールいっぱいに響かせることができる(あのお年で)のは、人間業ではありません。 彼女にあそこまでされてしまったら、他の人は全身全霊をかけて、ついて行くしかない。 400人の内100名が来日拒否した団体であるということは、逆に言えば来てくれた人には覚悟があるということです。 そして彼らは勝利しました。 会場は拍手が鳴り止みませんでした。 ソリストはみんな良かったのですが、タイトルロールのアレクセイ・ドルゴフは特に素晴らしかった。 若々しく清潔な声で、ディクションも音程も演技も期待以上でした。 彼はメトロポリタンの日本公演でも「ルチア」に1日だけ出演しています。 モテる系のテノール役がとてもお似合いで、今後も注目していきます。 初日に勝利した「バイエルン国立歌劇場」は、今後の厳しい日程も勝利し続けるのではないでしょうか? 私は追加で10月1日の上野のチケットも買いました。 音楽ブログランキングに参加中です。 心を揺さぶられる公演を観て、興奮状態のうきふねに、暖かいクリックをお願いします。 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 23, 2011 09:44:02 PM
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