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スマップの”世界に一つだけの花♪”が大ヒットして、オンリーワンという言葉も随分定着したようです。
この言葉、10年くらい前からバブル崩壊も関係なく、小さくとも独自の技術や経営戦略で成長を続ける、元気のいい中小企業に使われたのが最初だったと思います。「オンリーワン企業」という風にですね。 「自分探しの心の旅」が提唱するオンリーワンは、ニュアンスとしてはこの「オンリーワン企業」の個人版です。いうなれば「オンリーワン・パースン」 でしょうか。 人間は誰一人同じ人はいないわけで、生まれながらにオンリーワンなんだという考え方に反対はしませんが、現状の自分に妥協する口実に使ってしまう危険もあります。ふがいない自分を慰める為に、この言葉を使うべきではありません。 あくまで挑戦的にオンリーワンを目指したいものです。 何年か前に、”舞の海”という小兵力士が”三所攻め”(三つの技を同時に繰り出す併せ技)という技で、巨漢でならす横綱”曙”を倒すのをみました (当時曙は横綱昇進前だったかもしれません。それでも一番勢いのあった頃です)。これぞ”舞の海”にしか出来ないオンリーワンだったですね。 大河ドラマ新撰組で近藤局長に扮する香取慎吾が、若い芸者にもてることをいいことに沖田総司になりすましていた平助を叱ったとき、「総司はお前とは歳も同じだし、意識する気持ちは分るが、平助は平助だ。総司になりすましてもお前がみじめになるだけだろう。総司は皆に好かれ剣術にも長けている。けどな、あいつはお前の何倍も子供だ。人の心の痛みが解らない。お前にはそれが解る。平助には平助のいいところがあるんだ。それを探せばいいじゃないか。俺もこれから一緒に探してやる」 そう言って、しゅんとなっている平助を励ますんですね。 まさに、君のオンリーワンを探そうよってことですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.01.09 14:28:00
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