テーマ:フレンチ(282)
カテゴリ:フレンチ
湿度が低く、気温はそれなりだったけれど、スカッとした気持ちのいい秋晴れとなった一日。少し風が強めでしたが、お出かけには最高だったのではないでしょうか。連休中はずっとこんなだといいな。 そんな中、面白そうなデパートの催事があったので、そこへお出かけ。向かったのは西武池袋本店。こちらで17日からフランスフェアが開催されていたので、行ってみることにしました。 5時ごろに会場に着くと、それなりにお客さんが入っていて混み合っていました。人気のお店には列が出来ていて、買うのも大変な感じです。目玉のクロワッサンはまだ未食なので気にはなりますが、何もここで買わなくてもそんなに遠くないし、という事でスルー。後はやっぱりどこかで見たことがあるものや、普段どこかで買えるようなものが多かったので、結局あまり買うものはありませんでした。 そして、お目当てのイートインへ。ガレットも美味しそうだったのですが、生憎そばアレルギーがある私には無理。大人しく、フレンチが食べられるところにしました。 お店は「ビストロレッド」と言って、この催事限定のお店です。日本最大級の料理人コンペティションで受賞した料理人の方が監修したお料理がこちらで食べられるとの事です。お料理はフルコース仕立てとなっていていますが、単品で食べることもできました。一人でフルコース食べるにはちょっとボリュームがあったので、全部のお料理をシェアして食べることにしました。 程なくして、スープが登場。 オマールとカリフラワーのスープ。「オマールブルーとカリフラワーのずーぷのハーモニーをご堪能ください」との事。お皿が使い捨てのものなので、かなりチープですが、お料理はなかなか美味しそう♪ では、実食!! 主体となるカリフラワーのスープは、とっても口当たり滑らかなポタージュースープ。生クリーム&バターがかなり入っているようで、コクがあって美味しいですが、ずっしりと重たいです。淡白なカリフラワーにオマールなどの甲殻類のビスクが加わると、その風味がすごくよくて、美味しい♪オマールの身もプリッとして甘みもありましたし、ポルチーニの香りもよく、催事とは思えないクオリティでした。 ホタテとリンゴのサラダ シードルビネガードレッシング。「ノルマンディーをイメージしたリンゴとほたてをビネガードレッシングで」との事。りんごとほたて以外はチコリだけ、と至ってシンプルです。ビネガーのほのかな酸味が、全体をすっきりとまとめていましたが、もう少しパンチが欲しかったかな。 ムール貝のワイン蒸し。「『モネの食卓』にインスパイアされたムール・モンサンミッチェルを使用した逸品」との事。かなり小ぶりのムール貝ですが、旨味がギュッと詰まっている感じです。あまりムール貝は得意ではないですが、白ワインで蒸してあることもあって、臭みもなく食べられました。ちょっと食べづらかったのが難点でした。 若鶏の骨付きもも肉のカルバドス煮込み。「爽やかなカルバドスがほのかに香るシードル煮」との事。使い捨てのチープなナイフとフォークだったので、これを切るのに耐えられるのか?と思ったのですが、そんなものがいらないぐらいお肉がとっても柔らか!!ほろほろと崩れおちてしまうぐらいだったので、必要はほとんどなかったです。食べると、しっかりと煮込まれているのに、旨味が逃げていなくて、すっごく美味しい♪カルバドスの風味が香って、ソースもすごく美味しく、バターライスと絡めて食べてたら、また止まらないぐらいでした。 バゲット。こちらは催事に来ていたル・グルニエ・ア・パンのバケットです。ちゃんと温められての提供です。クラストはバリッと、クラムはもっちりとしていて、美味しいパンでした。 催事という限定されたところでの調理ですが、それを感じさせないぐらい本格的な美味しいフレンチが食べられて大満足でした。正直それほど期待はしていなかったのですが、それ以上です。また、こういうのがあったら食べに行こうと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年09月20日 21時04分38秒
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