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今回、初めての参加大会だったので完走記を書きました。
大会名:鶴沼ウルトラマラソン 種目:100km 場所:茨城県土浦市 コース:ほとんどアップダウンのない約5.2kmの周回コース(畑道多し) 天候:曇りのち大雨(ゴール前に少し雨が落ちてきた程度。制限時間終了直前は大雨) 気温:最低8度/最高16度 結果:9時間49分43秒 体調:喉風邪 [十分な仮眠?と楽な移動] 前夜は22時半に就寝&翌日1時に起床。睡眠時間は2時間半だったが富士五湖や野辺山に比べたら多いほうだ。さらに早朝(深夜)のため、道はガラガラで安全運転でも1時間半で到着。楽チン! [ドキドキの会場入り] まだ3時ちょっと過ぎだったので会場はまだ誰もいない。 そういえば、受付ってどうやるんだろう?受付の時間も記載されていないし…聞くの忘れてた! 近くのコンビニで食べ物を調達し軽めの食事を済ませ、風邪薬&胃薬を飲んでちょっと仮眠。 受付が何時からなのか分からないので心配で眠れず、4時過ぎに会場入り。 前方にランナーらしき人がいたので後を着いていく。場所も知らないし…。 受付は、名簿に○をつけ、置いてある紙に住所氏名を記載し、ゼッケンを勝手に持っていくスタイル。置いてある紙は成績表を送付するときの宛名書きのためだろうか。思い出すと電話番号も書いてしまった。注意書きをよく読め!と怒られそう…(^_^; 何度も参加している人は当たり前のように済ませているが、私や初めての参加者は注意事項をよく読んでコレでいいの!?って感じでした。 [再会] 更衣室で着替えていると見覚えのあるランナーが大勢いた。さすがにマニアック?な大会だ。ちょっとドキドキ! 主催者の高田さんがメガホン片手に"5○のゼッケンを間違って持っていった人いませんかぁ?"と更衣室に入ってきた。 この人が24時間走の日本代表選手かぁ!ちょっと怖そう&ちょっとビビる。 慌てて持ってきたゼッケンを確認。間違いなく私の番号で一安心。(^o^; さらに、この大会の100kmの部を10回以上完走している堀さんにいろいろ話を聞くことができ、いつものリラックスモードに!しかも、"この大会が自己ベストだという人が結構いるんだってよ"と。 勢い、自己ベストは狙わないとしてもサブ10で完走しようって気になった。お調子者爆発 [スタート] スタート10分前に大会コースや注意事項などを説明し、スタート! のはずだったが、湿気でピストルがならず、仕切りなおし。(^o^; 高田さんのよーいドンで改めてスタートが切られた。 [前半] 前半は、帝王(10回以上完走で大会での走行距離2000km超)の井口さんについて走ってみましたが、ずーっとキロ5分で走っているので4周でついていくのをやめにした。ついていったら完走どころではないもんね。 40キロまでは、涼しかったので10キロ毎に給水し距離を稼いだが、ちょうどその頃から息苦しくなってきた。どうやら風邪薬が切れてきたようだ。 [中盤の大失速] 薬を飲むかとウェストポーチを開けてみると、胃薬しか入っていなかった。あ~っ入れるの忘れてた。きっと車の中だ。とりあえず、胃薬だけ飲んでそのまま走ることにした。 前半はちょっと早目のキロ5分半前後で走ってみた。しかし、案の定、半分の距離で失速。息苦しさから歩いたり、座り込んだりしてしまった。やはり喉の調子が良くない。腫れぼったい感じだ。ベテランランナーからの激励を受けるが、その時だけの頑張りしかできず…我慢の走りで後半はキロ7分前後。 あっという間に前半の貯金はなくなり、70キロでサブ10にレッドランプが点滅!計算してみたらこのままのペースだと10時間10分を超えてしまう。 [後半の復活] 苦しみもがきながら走っていると52キロの参加する人がゾロゾロ歩いてくるのが見える。するとその中に八百さんファミリーのAloha3さんと哲さんが! まったく余裕がなかったので一言だけの会話で先を進んだ。ちょっと格好悪いところを見られたか! よし、追いつかれたら引っ張ってもらおう 幸い足はなんとか動きそうだ。ギリギリのペースまで戻していこう!しかし、一気にペースアップするのは体に悪いし、また失速を招く。慌てずに徐々にペースを上げてみた。 [復活&失速の繰り返し] ちょうどその頃、畑道のド真ん中で歩いている哲さんに追いつく。追いつかれるはずが追いつくとは!? "52kmのくせに100kmの私に抜かれちゃダメだよ!と逆にハッパをかけ、キロ6分くらいで一緒に走る。本当は苦しかったが、なんとかエイドまで頑張れた。すると今度はAloha3さんに追いつかれた。どうやら順調に走っているみたいだ。 よ~し、引っ張ってもらおう!と付いていってみたが、1kmくらいで哲さんが失速。ついで2kmくらいで息が上がり私も失速。でも、かなり稼げました。 しばらく心拍が落ち着くまでペースを落とし走りはじめると、ウルトラ女王の加村さんに抜かれてしまいました。そういえばさっきのエイドを出たところで抜いていたはず。さすが走りが安定しています。喰らいつこうとしましたが、苦しい状態のままではとてもついていけません。諦めて、再び心拍数が安定するまでペースを落としました。すると失速中の私を見てブルーゼッケン(52キロ)のベテランのランナーが声を掛けてくれ、しばらく並走しました。喋れそうにない私に気を使って何分かに1回くらいのペースで会話してくれたおかげで元気が戻ってきました。 [ラストスパート] エイドのタイミングで別れ各々のペースで走りましたが、完全に心拍数が安定したので、徐々にペースアップ!キロ6分を維持。静かなロングスパート!なんとかサブ10が見えてきました。 最後はキロ5分台にまで上げ、規定の19周を終了。あとは約500mの折り返しだけだ!残り時間は16分。さっきの周で折り返しまでの時間をチェックしたら3分くらいだったので往復で6分。スパートすれば9時間50分を切れる!そう信じ、ラストスパート開始!苦しくても6分の我慢だ。途中の信号が気になったが、タイミング良く通過し、折り返しポイントを通過。50分まであと3分5秒。よっしゃ~!気合だ~!とスパートし続け、9時間49分43秒でゴール! [ゴール後] 高田さんにお礼を言ってその場を離れようとしたらフラついてコケそうに!危ない危ない!給水をバッチリ取ってくつろいでいると一足先にゴールしたウルトラ女王の加村さんがいるではないですか!気になっていたことを質問してみました。そのひとつをご紹介。 Q)"24時間走と100kmどちらがキツイですか?" A)"頑張って走ればどの距離もキツイけど、私はゆっくり走れる24時間走の方が合ってるかな~" ひょぇ~24時間走のが合っている器が違いますよ! 立っているのも辛くなってきたのでテント裏で座り込んで休憩。その時にラスト1周を残す堀さんがエイドに到着!ラストを向かえ元気ハツラツ 堀さんやAloha3さん哲さんたちのゴールを出迎えよう!と思いましたが、雨がポツポツ降ってきて体も冷えてきたのでお風呂に入りに行ってしまいました。ごめんなさい。m(_ _)m [力石モード] 更衣室に着き、お風呂の準備をしようと椅子に座っていたら、急激に力石モードになってきました。悪寒と脱力感いっぱいで吐き気も…。何もする気力が起きず机にうつぶせになりしばらくピークが過ぎるのを待ちました。 鳥肌がたってきて寒くて耐えられなくなり固まった体を引きずり、お風呂を借りに隣のスポーツクラブへ向かいました。外は雨が本降りに近いです。まだまだ走っているランナーが心配ですが自分の方がもっと心配です。(*_*; 受付に辿り着くと心配そうに声を掛けてくれすぐに受付してくれ、入り口まで付き添ってくれました。すっかり血の気が引きヤバそうだったのでしょう。(^o^; お風呂は幸い温めだったのでのんびり入っていられました。これはかなり助かりました。体の芯まで温まり力石モードをなんとか脱却です。着替えを済まして出る時にAloha3さんと哲さんに遭遇。"大丈夫?いつもの目じゃないよ"と指摘され苦笑いでした。そりゃそうです。やっと力石モードが抜け出たばかりなのですから! [ビールパーティ] 大会終了前の16時半からフライング的なビールパーティが始まり、ちょっと遅れてAloha3さんと哲さんと一緒に参加しました。べテランの堀さんにおいでおいでと呼ばれましたが、3人が座るスペースがなかったので、入り口付近の開いたスペースでこじんまりと乾杯! 途中で表彰式が始まり、賞状や賞品を目の前で見れるコトに!高田さんがメガホンを持っては渡すことが出来ず、誰か手伝ってくださいというので、私がマイクとメガホンをもちました。ちょっとはお役に立てたかな? 飲んでも飲んでも追加でビールなどが運ばれてきます。とても参加費でまかなえる量とは思えません。永遠に続きそう。 このままでは本当に飲んでしまい帰れなくなってしまうので、中座して帰りました。 [本降りの雨] 会場を後にするときはすでに本降りの雨が!そんな中、ランナーとすれ違い、びっくり!慌てて声を応援しました。車のライトで道が反射してよく見えなかったのです。 寒いだろうなぁ~。過去の土砂降り雨の大会を思い出しジーンとしてきました。しかも車を運転して帰る途中で土砂降りに!心配で時計を見ると大会終了直前。神様はなんて試練をお与えだろうか…。力尽きずに反骨心でゴールして欲しいものだ!ガンバレと妙に力が入ってしまった。 [総括] 体調が良くないのに前半に飛ばし中盤以降潰れる悪いパターンでしたが、持ち直すことが出来たのは全体的に涼しかったおかげでしょう。しかし、サブ9は非常に遠く感じました。 大会は主催者本人が24時間走の日本代表選手ということもあって、私が目撃した人で日本代表選手が4人も走っていました。その他にも、ベテランのウルトラランナーが大勢いて歴史のあるとても内容の濃い大会だと実感しました。 P.S. 昨晩は喉が凄く腫れて耳まで痛くなっていましたが、薬や十分な睡眠のおかげで大会前くらいにまで回復しました。しばらくは早寝して回復に努めることにします。 十分なアミノ酸補給と疲労抜き加圧(1回だけ)をしましたが筋肉痛が残っています。加圧1回だけじゃ足りなかったか!? 本当は2~3回やるつもりでしたが睡眠不足と除圧のときのフワ~とした開放感の気持ち良さで気絶したように寝入ってしまいました。これは絶対に布団の中でやってはいけませんね!(^o^; でも、フツーの人にこの姿は見せられません。親も引くだろうなぁ~と未だ内緒です。 -- 昨日の走行距離:100km 今月の走行距離:100km ※3月の走行距離は、先週末から変わらず335km止まりでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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