来年の『IAU24時間走世界大会』は6月末に
スイスで開催予定でした。
私は過去2年の成績が悪いので来年は出られる見込みはなく、関係ない話ですが…。
しかし、同じ
チームの
メンバーや、前回、一緒に競い合った日本代表選手
たちの一部はすでに
内々定
を受けており、来年のメインの大会に位置づけていました。
しかし、昨日、なんと、
主催者の都合で中止になったというニュースが入りました!
スイス国内の事情らしいですが、それなりに責任をもって引き受けたはず(べき)じゃないの
日本代表に内々定している選手や候補選手や関係者たちは、風光明媚で治安の良いスイスでの開催は楽しみにしていただけに非常に残念なニュースだと思います。
出られない私でも残念に思います。
メジャーな種目の世界大会が
中止になる理由といえば、戦争くらいなもので、普通ならありえないような話ですよね
しかし、マイナーな種目はこういうことがあるようです。
ただ、マイナーな種目はマスコミでニュースとして取り上げられないだけ…。
今回の事件も、たぶん、○ン○ー○などのランニング専門誌のニュース欄にも載らないことでしょう。
実は、24時間走世界大会は、過去にも中止になった年があります。
欧米では歴史のあるイベントの24時間走なのですが、世界的規模でいうと"競技"としての24時間走はマイナーな種目ということですね。
まぁ、マイナーな種目であるがために、私も日本代表選手として走る事ができたのですが…。
確かにIAUという組織ができて数年、日本の組織もできて間もなく数名の規模です。
でも、過去の中止という苦い経験を学んでいなかったのでしょうか?
ちなみに、日本人は勤勉でまじめな性格が24時間走に合っているのか、男女共になんども
優勝し、アジア記録保持者や世界記録保持者もいるのです。
上位3名の記録で競われる団体種目においては、男子は連覇中です。
それなのに日本では、スポーツ紙にちょっと記事が載る程度…。
国内のレベルは年々高くなり、若い選手も加わってくれ今後の活躍を期待していたのに、世界大会が中止だなんて、とんだ冷や水です。
IAUのホームページでは、代替案を検討中ということですが、一体どうなる事やら…。
代表選手達、候補選手達のやる気をそぐことがないよう、世界大会を開いて欲しいものです!(祈)