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21日(月・お彼岸の中日)、ピアノ発表会を見に行ってきました。
会場は公会堂の文化センター、つまり小ホールでした。ピアノ発表会で無料という以外、どのような内容なのかは、全く分かりませんでした。12時開始でしたが、事情があり、15分遅刻しました。 小さな坊やが弾いていました。会場には親子連れが100人位、来ていました。次々と、同年代の子供の男女が弾いていきます。皆、おしゃれな服装をしています。 一人ずつ、ピアノの前に出てきて、客席に向かっておじぎをします。舞台に現れた途端に、緊張しているのが分かります。続いて演奏して、またおじぎをして、ステージの袖に消えていきます。足は動いても、手は一直線に下を向いたまま、動かない子が何人もいました。その後客席に現れ、替りにこれから演奏する人が出て行きます。壇上では真剣に演奏しているのに、客席は、人の移動で、ざわめいていました。客席には、徐徐に、制服姿の女子学生も増えてきました。 子供の演奏会なのかと思い、帰ろうかとも思いました。しかし、演奏する真剣な姿を見て、もう少し様子を見ようと、考え直しました。 時間の経過とともに、演奏が上手になっていきました。安心して聞けるようになりました。椅子の高さも、すこしずつ高くなっていきます。しかし、足は宙ぶらりんで、床には届いていません。鍵盤の上で、左右の腕を交差させて演奏する子も現れました。 制服姿の女子学生が連弾をしました。以降は床に足が着くようになります。 次は大人の弾き語りです。マイクの音が低く、ピアノの音に負けていて、良く聞こえません。後でわかったのですが、この方は、この演奏会のトリも務め、ラ・カンパネラを演奏しました。唯一の社会人です。 また子供が3人続き、その後は、最後を除き、制服の女子学生が、何人も登場しました。いつの間にか、ペダルも踏んでいます。 セーラー服になると、演奏も本格的になり、情感も漂ってきて、聞く側の感情移入も可能になってきました。 結局、2時間強、34番目の最後まで、聞きました。特に最後の演奏は、音色、迫力共に際立っていました。 ピアノを習い始めてから、長い期間練習して、少しずつ上手になっていく様がよく分かります。そして、その長期間の変化を、わずか2時間で知ることが出来たのは、幸せな事でした。 帰りに「ぷろぐらむ」を貰いました。変換の間違いではありません。ひらがなです。 それを見ると、一部連弾と弾き語りを除いて、年齢の若い順に演奏していました。 出演者の年齢は、私の想像よりも若かったです。私が入場してすぐ聞いて、帰ろうかと思った時の演奏者たちは、幼稚園児の皆さんでした。全部で5人です。小学1年が4人、2年が5人、3年が3人、4年が2人、5年が3人です。制服は、どこまでが中学生で、どこからが高校生なのか区別できなかったのですが、中学生が8人、高校生は1人でした。社会人は1人です。 前もってプログラムを見て、この年齢構成を知っていれば、印象は変わったものになったかもしれません。あんなに若いのに、これ程うまいのかとは、後で感じた事です。 個人の音楽教室が主催している事も、帰宅後にプログラムを見て、知りました。 懸命に生きながら、人間が成長していく姿を垣間見ることが出来て、貴重な2時間となりました。当時の自分を振り返ってみると、いろいろありましたが、基本的には、今よりもはるかに純粋であったと思います。そして、それは若者の特権だと思います。そのために悩む事も多いですが、未来に向かって進んで欲しいと思います。「七転び八起き」ではありましょうが、頑張って下さいと声を掛けたくなりました。 2週間後には、泌尿器科の診察があり、12月のpsaが分かります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.03.22 12:27:54
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