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毎日新聞の記事の転載です。
アラブ首長国連邦(UAE)で16日、記録的な大雨が降り、最大都市ドバイでは幹線道路が冠水したほか、航空便や市内の公共交通機関の運行に乱れが生じた。 米ABCニュースなどによると、ドバイでは24時間で平年の年間降水量の2倍以上に相当する雨が降り、地元気象当局は「過去75年で最大の降水量が観測された」としている。 UAEは国土の大部分が砂漠で、1年間の降水量は100ミリ程度とされる。 報道によると、16日夜までの24時間でドバイでは約160ミリ、東部アル・アインでは250ミリを超える降雨を記録した。 ドバイの国際空港は16日、一部の便の着陸を中止。ドバイを拠点とするエミレーツ航空は17日深夜まで乗客の搭乗手続きを取りやめることを決めた。 UAE北部では70代の男性が鉄砲水に巻き込まれて死亡したほか、隣国オマーンでも大雨により少なくとも19人が死亡した。 (砂漠地帯で大雨・・・。これは一大事です。予想していない降雨量ですから、備えも不足しているでしょう。不備を知って、これから準備することになるのだと思います。 半世紀ほど前、初めて中国を旅行しました。当時は、団体旅行しか許されていませんでした。どうしても中国を見てみたいと、仕事を放り投げて参加しました。 山西省大同郊外の雲崗石窟を見学した帰りのことです。強い雨が降りました。後続の、別の団体が、私たちの後に帰って来ました。 あの強い雨で、橋が一瞬に冠水しそうになり、かろうじて渡って来たとのことでした。想像のできない変化だったそうです。 大陸の気象状況の変化は、穏やかで箱庭的な日本にいては、思いもよりません。今回のドバイの減少も同様だったのだと思います。 一方、地震や津波のない国々においては、これらの現象は考えられない現象なのだと思います。世界は広いので、自分の思い込みだけで判断するのは危険だということの一例だと思います。 原発で、何重にも安全対策を施しているから、事故は起こるはずがないと言い続けていた学者たちが、福島の原発事故が起きてからのち、 手のひらを返したように、100%ということは科学的にはあり得ない、などと発言しているのと同じ構図です。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.05.01 08:30:54
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