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首記イベントを、小一時間のみながらのぞいてきました。
開式して間もない10時前に駐車場につくと、何本もモービルホイップをつけた車が無数とも思われるほどたくさん停まっていました。最近のバンドの静かさからすると、この無線車の数は、まだこんなに無線家がいたのか、と意外でした。 目に付くような面白いジャンクや新製品の紹介は今年は特にありませんでした。アンテナをつないで展示してあった無線機のうち、いずれもこれまであまり気にしていなかった中級機のTS-590とFT-950で7のCWを聴いてみたところいずれもこれまで色々なところでさわってみたときの印象よりも良い感じでした。たまたま記念局が運用していなかったことや、つながっていたアンテナがさほど大型でなかったせいかもしれませんが、いずれも自分の無線機にしてもよいな、と感じました。今回TS-590のCWの自動ゼロイン機能をはじめて試してみましたが、オジン殺しの装備だ、と思いながらも気に入ってしまいました。 ひとつ面白かったのが、八重洲のブースでもらったデジタル通信ガイド、なる冊子です。文中に’D-StarがJARLの推奨方式になっているか理解できない’とあるように、Icom&JARLに対する対抗宣伝のようです。D-Starの変調方式が通信能力よりも狭帯域化を重視しているのに対し、アマチュアバンドが空いてきている現状を考えると、商用通信でも廃れつつあるD-StarのGMSKよりも、八重洲がこれから出してくる情報量重視のC4FMが優れている、という主張は素人である私には一応筋が通っているように感じられました。が、これからいくらでも色々な方式が出てくるであろうデジタル通信の方式について、あるひとつの方式に決めてその無線機に投資する、というのは資金がいくらでもあるわけでなく、また色々試してみたいはずのアマチュアには少々難しいかな、とも思います。デジタル通信方式の統一、のようなものは少し先のことになるか、あるいはいつまで経ってもできない、かもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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