新潟県で屋敷と庭とお寺さん 2023.8.30-9.1
丑寅の二人旅 第101弾 新潟県で屋敷と庭とお寺さん 3日目9月1日最後の庭園は貞観園「にいがた庭園街道」からは外れて、柏崎市です貞観園に向かう道すがら、3つの洞窟みたいな穴ハッキリとは分かりませんが、防空壕跡でしょうか?貞観園の主は村上家、大地主の豪農だったようですが、千町歩地主だったかどうかは分かりません貞観園の主屋「亭観堂」土間の凄い梁、欅です、豪雪地帯ならではですね鶴の襖絵広間から三之間・二之間に続く畳廊下全ての襖に結構な絵が三之間の襖絵畳廊下側面を飾る雲竜図の襖絵、黒字に錦糸の大刺繡、西陣織です(写真左、斜めに写っている)弓と槍庭は池泉回遊式庭園で京風が元母屋には草之玄関(土間に)・行之玄関(広間手前に)・真之玄関(一番奥二之間横に)三つが拵えられていますこれは真之玄関ではなさそう?これは玄関? これはそうですね、玄関のひとつこれも三つのうちの一つの玄関、草之玄関は撮影から漏れたみたい主石賓木の法の則っとり、主人の石・お客の木が配されているとか茶真中央の建屋は茶室・環翠軒、庭園内には五つの茶室があります池泉回遊式庭園なのに立ち入り禁止、年に一度庭園内散策のツアーが組まれるらしいです観瀑亭、東屋です庭全体が苔で覆われて良い趣きに佐渡から持ってきた赤玉石緑に向こうに垣間見えるのは、現村上家の住居、元の屋敷は国指定名勝庭園になってしまったので、奥に移り住みました「新潟県で屋敷と庭とお寺さん」千町歩地主が渡邊家・市島家・伊藤家・原田巻家・(村上家は不明)、大正13年の農商務省(現在の農林水産省)の調べでは、北海道を除く全国での千町歩地主は9軒で、その内5軒は新潟県に居たらしいです ー 第101弾 「新潟県で屋敷と庭とお寺さん」終了です ー