チェコ国立ブルノ歌劇場の「ドラマティック・アマデウス」というコンサートに行ってきました。
1.ピアノリサイタル ピアノ協奏曲イ長調 K488 第1楽章
トルコ行進曲
2.リムスキー=コサルコフ オペラ「モーツァルトとサリエリ」
3.レクイエム ニ短調 K626
という盛りだくさんなプログラム。ピアノを弾いたのは、11歳の男の子。モーツァルトの扮装までしてがんばっていました。
目当てはもちろんレクイエム。この合唱団は36人。それでもオーケストラに負けません。考えてみると、わたしはこういう海外のプロ合唱団によるレクイエムを生で聴くのは初めてでした。我々がきのう歌っていたのはなんだ?というくらい全然ちがう。あまりの美しさに感動!
我々のレクイエムは重たいのです。リズム感が悪くて、とにかくゆっくりめ。でも、きょうのレクイエムはもっと無理なく軽い歌声で、どんどん上へのぼっていくよう。テンポも速めで、指揮がこんな速さだったら我々ではとても着いていけないだろうと思いました。宗教音楽が根っこにある国の人たちの声は、ビブラートなどみじんもない美しい声でそろっていて・・・あああ~わたしたちもっと練習しなくちゃ!!!