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2015年11月15日
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カテゴリ:歴史
 「歴史認識」でまじめに活用しているのがドイツですね。そして、ヨーロッパで盟主になりつつあると思うのです。でも、フォルクワーゲンはどじりましたね。過去に企業経営での誤魔化しでどれだけの企業が衰退していったかの教訓が生かされていない漢字です。
 国としてのドイツは1975年の元大統領の「荒れ野の40年」という演説に示されている通りに今も取り組んでいますが、ロシアは歴史の教訓を生かしていないですね。
 日本はどちらかというとロシアタイプですよ。
 故司馬遼太郎氏が「雑談 昭和への道」のなかで述べられた「自己解剖の勇気」というのもドイツが取り組んでいる歴史への取り組みですけどね。米英は「公文書公開」とかでこの「自己解剖」の切っ掛けとしていますが、日本はどうなのでしょうか。
 アメリカは「自己解剖」をドイツほどしていないような気もします。なにも「自己解剖」をしようとしないのが日本ね。ですから、あの大戦への道でしてしまったのと同じタイプの失敗を繰り返していますよね。
 敗戦時に在郷軍人会までもが文書の焼却廃棄をした国ですから、「後世のため」という意識がなかったのですね。
 この伝統を強く引く継いでいる政権ですから、「歴史から未来を見る」ということができないと考えられるのです。「過去に目を閉ざすものは未来にも目を閉ざす」ということです。

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最終更新日  2015年11月15日 05時21分50秒



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