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2016年09月11日
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カテゴリ:歴史
 「歴史は暗記」と思われていたら、それは「労多くして功少なし」ですが、日本の教育のまずさから多くの方が「歴史は暗記」的に勉強してきていますよね。
 現代や未来を考える上で大切な過去なのですよ。そして、価値観に揺さぶりをかけるような勉強ではなく、心地よい暗記勉強は楽ですが、現代や未来に対して目を閉じることになります。
 先の大戦で多くの玉砕が起こりましたね。孤立無援状態に将兵を放置した結果ですよ。現代でも結構多くの方が孤立無援状況に放り込まれています。非正規雇用もこの一つかな。で、玉砕で日本が勝利しましたか。敗北が少し遅れただけですよ。ブラック企業は成長が止まっているのでは。
 あの原発事故も先の大戦でも発揮された優柔不断の結果ではと思うのです。国民を見捨てているというのは公害被害や労災、少数難病の医薬品問題(海外にあることがよくある)等々は行政や関係団体のメンツの問題ですよ。帝国陸軍のメンツの問題でどれだけ多くの将兵が玉砕したことか。
 政府首脳や上層部は東京で温々かな。
 私が歴史で引っ掛かったのは「織田信長の実行力」と「日露戦争」での世間の評価と実像とのギャップでした。このあたりから、教科書や世間の一般的な書物とかではなく、考え始めたら、現代の世相が相当理解でき始めました。日露戦争での誤魔化し体質がその後の戦争へと、続きの誤魔化しが戦後の国民の苦難(特に少数弱者)に繋がってきているのではとね。
 とかで、私としては合祀後の靖国神社に参拝に行く気は全くなくりました。庶民を踏みつけにした、庶民に死を強制した者が少しでもいるようなところにはね。
 司馬遼太郎氏が「雑談 昭和への道」で述べられていた中に「昭和~20年について小説にしようとしたら気が狂ってしまう」とかいうのが実感できますよ。このために、明治から昭和20年まで勉強し直してみましょう。明治の元勲たちは凄かった。この落差ね。

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最終更新日  2016年09月11日 06時49分50秒



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