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カテゴリ:映画
エルヴィス・プレスリーの生涯が、エルヴィスの音楽と共に綴られた映画でした。 生涯、と言ってもたったの42年。 たったの42年、と言っても余りにも波乱万丈で、喜怒哀楽にまみれて、もの凄く濃い生涯が描かれていました。 トップガン・マーベリックとどちらを観ようか迷った末にエルヴィスを選び、心踊らせてシアターに入ったら客席がなかなか寂しくて、「ん…」と開演前に少し不安になったけど、結果、観て良かった!と心から思う映画でした。 全編に流れるプレスリーの音楽も迫力があって、初めて聴く曲もあったけど、身体がずっと動いていました。 天才とは彼のような人のことなのだろう、と改めて思う。 溢れ出る才能を強欲なマネージャーに食い物にされて、そうは言ってもその男のマネジメントなしに彼があれほどの成功を収められたとは思えない。 エルヴィスも天才。強欲マネージャーもある意味天才。凡人から見ると非常識極まりない、社会人としては破綻している天才と天才のぶつかり合いが、エルヴィス・プレスリーと言う伝説の大スターを生み出した。 おそらくそういうことかな、と思ってみたけど、願わくば、彼が世界にもたらした感動と同じくらい、彼自身にも長く幸せな人生を楽しんで欲しかった。 みんなのヒーローには幸せでいてほしい。 だけどそういう人生をヒーローが望んでいるかは良くわからない。 幸せとは何か。人生とは何か。。。。 いろいろ考えさせられもする究極のミュージックエンターテイメントでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 15, 2023 06:40:12 PM
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