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今日、前から買っておいた生地を使って洋裁を始める。
かなり前の日記で、洋服を買う時の優先順位でイタリア製を一番にあげ、アメリカ製を下の順位と書いた。これは縫製の問題もあるが、一番は生地が決め手になっている。イタリア製はやはり職人芸で生地も良い物を使っているのが多い。反対にアメリカ製は大衆的な生地が多い。 趣味で洋裁をしているため、しょっちゅう生地を見に行く。DCのKストリートにあるお店や、ロックビルパイクにあるお店には、実際にファッションショーで使われた生地が置いてある。実際に手に取ってみて手触りを確かめる、裁断する、縫製する、そしてアイロンをあててみる。それを繰り返していると、本当に良い生地がわかる。それを知ると、どうしてもアメリカ製には手が出ない。 今日手をつけたのは、黒のカシミア100%の生地。スカートを作る。手作りと聞けばダサダサなデザインって思われがちだが、ヴォーグなどの型紙が生地を取り扱っているお店に置いてある。ダサダサではないのである。生地も日本に比べればかなり安い。そして良いお土産にもプレゼントにもなる。日本でカシミヤ100%のコートを買おうものなら、軽く15万は飛んでしまうだろう。こちらで生地を安く買って仕立ててもらうと、自分にぴったり合ったコートがかなり安くなる。ちなみにスカートのカシミアの生地はセールで買ったため、一着の値段は3千円弱。 そしてお店で気づいた事がある。こちらのお嬢って、ウェディングドレスを生地から選んでいる。日本のように結婚式場の貸し衣装の中から選ぶのではなくて、ドレス、ヴェール、手袋まで生地を吟味している。で、次は型紙もヴォーグなどの中から選び仕立ててもらうようだ。そうやって作ったドレスを大事にとっておいて、娘が受け継いだりするのだろう。離婚率の高いアメリカでそこまでウェディングドレスに費用やエネルギーを費やす価値があるか? 離婚率が50%と言われているアメリカだが、この数字は“初婚だけの離婚率”ではない。つまりバツ1からバツ2、バツ3と繰り返す人も含まれた数字である。だから実際は、離婚しないカップルの数字はもっと高いものと思われる。ドレスにエネルギーを費やす価値のある結婚もあるわけだ。 今まで作った洋服の数は10着前後。が、着られるのはほんの少し。いつもこれを着るためにやせようと思いながら、ワンサイズ小さい型で作るからである。でもやせた試しがない。洋服もいつもクローゼットにかかったままになっている....今度こそダイエット実行!って、あれだけバイキングで食べた後言っても説得力0だけど... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/08/14 02:47:43 PM
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