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今日、夫と夫の同僚と一緒にバージニアにあるトウダイと言うバイキング形式のレストランへ行った。
このレストランは、お寿司や中華料理などのバイキングで、種類が多いことと、こちらであまり食べる事のできないイカ、タコ、トリガイなどのにぎり寿司が食べられる。おまけにネタよりにぎりが小さいため、いくらでも食べられる。 テーブルで飲み物を注文するや否や、皿を片手に散らばる三人。一目散ににぎり寿司のコーナーに駆け寄る私。次々とる。皿は寿司桶のように一杯になる。テーブルに戻ると、夫の同僚が私の一杯に盛られた皿を見て、「えっ、それはっ」と絶句された。彼は日本人。きっと「私、お腹一杯で もぅ 食べられなぁ~い」と言った、ほんの少し皿をつついてもったいない残し方をする日本のねぇちゃん達ばかり見てきたな。そして女の人は、小鳥のように食べると信じているに違いない。そーは行くかっ、私は食べる。 実は、この“もぅ 食べられなぁ~い”作戦は、夫と初めて会った時に実行した。当時、私はこの手を使っている女の人を何人も喫茶店で目撃した。男の人の反応は大体において好意的で、「可愛い」とか「大丈夫か?」とかの反応も見た。 これは可愛く見られるチャンスかも知れない。夫と一緒に日本の寿司屋でランチを食べた時、にぎり寿司を三つほど食べて作戦実行。 私「もぅ 食べられなぁ~い」 一瞬の沈黙の後、妙に冷静な夫の声 夫「もったいないよ」 現実に引き戻される。作戦失敗。コイツには通用しなかった。 私「そうね」と言って黙々と食べ始める。セコイ手を使った(おまけに失敗した)自分がバカに思えてきた。それ以来この手は使っていない。と同時に夫のポイントが一気に上がる。後に付合う時と結婚する時の、この人で間違いないと言う重要な判断材料の一つとなった。 そしてアメリカでは、この作戦を使っている女の人を見たことがない。皆よく食べる。もし私が細くて、この作戦を使おうものなら間違いなく病気を疑われるだろう。そして誰も可愛いなどとは言ってくれないだろう。 バイキングは第二段に突入。 今度はおかずの皿。ムール貝、サラダ、マンデリンチキン、エビ、etc またまた彼を驚かせた。 いよいよ佳境に入る。夫と彼はデザートを取りに行った。私はこの段階でギブアップ。殻つきエビに手間取ったせいで、一気にお腹が一杯になった。 そして私達はよくしゃべった。食べる、しゃべる、食べる、しゃべるで口は休む暇もなかった。 車に向かう途中、彼が日本に残して来た彼女への贈り物は何が良いだろうが聞いてきた。すかさず「ダイヤッ!!」と答える私。「それはまだ....」彼は聞くんじゃなかったと思ってるに違いない。 そしてさっきの食べっぷりと、ダイヤの一言で彼は私の事をきっと強欲女と思っているだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/08/13 03:21:23 PM
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