10ヶ月ぶりにワインを飲んだ。妊娠したこともあって、かみさんが好きなワインを慎んでいた。
子供が生まれたら、飲もうと持っていたワインがあった。2003年にフランス旅行で購入した白ワインだ。フランス人の友人がくれたローヌ地方の生産者、アラン・ボ-ジュの白ワイン（Alain Voge 2001 Sainｔ-Peray）だ。

去年はかみさんと一緒にワインのとりこになっていた。ワインをしればしるほど、とても奥深い芸術性を感じる。それぞれの土地にあわせたブドウの栽培、生産者のこだわりがワインの味を芸術として表現する。

今日飲んだワインはそんあ芸術性を感じた。コルクをあけた瞬間に強烈なフルーティな香りが僕らを包んでくれた。まるでカルフォルニアのシャルドネのようなフルーティさだ。はちみつ＋柑橘系の香りを漂う。

飲み込んだ瞬間には、グレープフルーツのような強い酸味を感じたが、シャブリのようにドライでさわなやですっきりな後味。舌にはミネラルのようなザラザラ感が残る。これがフランス特有のテロワールなのか。

久しぶりの”当たり”ワインに、あっという間に飲み干し、気がつけばほろ酔い。すばらしいワインとともに今夜はぐっすり眠れそうです。おやすみなさい。