先週わけあって割と大きな金額の増資を実施することができました。しかし、サラリーが続く限り毎月のチマチマ増資はこれからも続けていくつもりです。
株価を読むことは大概の人には不可能だと思いますが、配当金はある程度読むことが出来ます。その配当を年20%増やす(20%元金を増やす、保有銘柄の配当が20%増加する、配当利回りが20%高い銘柄に入れ替える、保有銘柄の配当性向が20%増加する等)ような投資をすれば配当金額は4年で約2倍、20年で約30倍です。資産が大きくなれば当然多少の増資は効果が小さくなりますが、保有企業の業績が好調なら配当金は確実に増加します。この増加ペースを少しでも早くするためには、上手い運用と同時に増資も欠かせません。現状3%以上の配当利回りがあって、年20%程度増配してくれる企業が見つかれば最高なのですが。
ちょっと話はそれますが、「投資は早く始めたほうがいい」というsola2002さんのエントリー、同意です。
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退職金で投資39% 60%超が含み損抱える フィデリティ投信調べ
定年退職した60~65歳の全国の男女1000人のうち、退職金で株式や投資信託などを購入した人は39・2%で、そのうち60・7%が昨年後半からの株式市場の低迷で含み損を抱えていることが分かった。米系投資信託会社のフィデリティ投信(東京)がインターネット上でアンケートした。
含み損が発生した人のうち、79・4%が「保有し続けたい」、2・1%が「買い増したい」と回答。理由は「中長期の運用が前提」(50・0%)、「損を確定したくない」(29・4%)が多かった。
投資先で最も多いのは日本株(57・7%)。次いで日本株以外で運用し、定期的な分配金のある投資信託(37・0%)、日本株で運用し定期的な分配金のある投資信託(23・5%)だった。
日経平均株価が上伸した年の翌年に退職した人たちに関しては、投資する割合が高いという。投資しなかった60・8%のうち、約4割が「元本割れのリスクを取りたくない」、3割弱が「そもそも投資に興味がない」と答えた。
フィデリティ退職・投資教育研究所の野尻哲史所長は「後期高齢者医療制度の導入など負担増が求められており、家計の大きな節目となる定年退職を見据えた準備が必要」としている。
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sola2002さんの日記の引用記事からの再引用ですが、実際大金を手にして「さあ、株でもやってみるか」で上手く良くとは思えません。私自身も2004年に僅かな貯金を片手に投資をしたものの、いきなり20%超え損失を喰らいました。それでも挫けずその後チマチマと自分のサラリーから増資して投資を続けたのが良かったと思っています。少額で少しずつ投資経験を積み、一生に何度かある増資や投資のチャンスを活かせるようにしておくのが良いと思います。退職金でデイトレードを始めて数百万を溶かした親戚がいたので、余計にそう思いましたね(笑←やや不謹慎)。