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カテゴリ:考える日々。。。
あ~・・・毎日、飛ぶように日が過ぎていく・・・。
時折見せる晴れ間が、格別に気持ちのよい季節ですね。 会社では、事業部統合という大きな変化に伴ない、 これまでに接点のなかった人たちと、色々お話したり、 打ち合わせしたり、コミュニケーションを取らなければならない そうした事態が起こっております。 この間は、朝の9時半から13時半まで休憩なしのミーティング 実り多かったものの、身体はくたくたに。。。 ゼロから立ち上げたプロジェクトを持つ女性2名 (うち、1名はわたくし)が 柱となって、様々な企画を立て、遂行していかなくてはならないので、 自然にミーティングが多くなるし、 よいコミュニケーションを持たないと いけないわけなのです・・・。 会社では、色々な所属部署・職種がありますよね。 人事部 広報・宣伝部 経理・財務部 マーケティング調査室 研究開発室 企画部 営業部 制作部 : コンサルタント 看護師 カウンセラー 教師 介護ヘルパー 編集者 カメラマン デザイナー イラストレーター 事務職 : : などなど、こうした肩書のお仕事の他に、 「カイシャイン」という職種があるのだと・・・ 最近、とくにそのように思うようになりました。 一般的に 「あの人、仕事できるよね。でも・・・・」 「前向きなんだろうけどね、でも・・・・」 ・・・・のところに入るコトバがくせもの。 仕事ができる 前向きである ということと、 有能な「カイシャイン」であることとは 必ずしもイコールではない・・・ということなのですよね。 以前、もと世界銀行人事カウンセラーの中野裕弓さんに、こんなアドバイスをいただいたことがあります。 「わざわざお金払って、外に色々なセミナーやワークショップ受けにいかなくても、格好の場があるじゃない。あなたが今、いる組織。周囲にいる人たちを見てごらんなさい。その場所がワークショップの場なのよ。そこで力を発揮したら、もっと面白いわよ」 当時は「え~、ここで・・・ですか・・・」 という気持ちでした。 が、今ではそのコトバが身に染みてわかるようになりました。 優秀な「カイシャイン」というのは、 今、自分がいる【場所】で、ワークショップのファシリテーターとなり、 周囲の人たちを味方にすることができる人のこと、なのです。 普段は「天然」と言われる私ですが・・・実は、そうでもないのです 「天然」であることの素敵さ 「天然」であることの嫌みさ この間には、実は大きな川が流れています。 コトバにだして説明するのはむずかしいし、一見、些細なようですが、大きく違う。 それは、結局「他者への関心の深さ」なのだと思うのです。 後者の場合、 自分がダイスキだから、自信がある。 ↓ 地道で根気ある努力はしなくて済んできた。 ↓ 周りの人は、自信たっぷりなその人を許さざるをえない。 ↓ 自分では体感していないことも、理屈で説得する。 ↓ 他者は共感できないが、何も言えなくなる。 ↓ 裸の王様的になる。 ・・・といった循環になります。 自分ダイスキで自信がある、 というスタート地点はいいのにね・・・。 なぜか、その後が違ってきてしまうのは、結局のところ、 他者への関心の深さだと思うのです。 ワークショップの場では、「天然100%」ってことはあり得ません。それは、逆に全然ステキじゃない姿勢です。 自然なストイックさ、自分を律する視点、場を読みコントロールする そんなスキルが、演出力であり、人を洗練させるのだと思います。 そうした人が、たま~に見せる「天然」さは可愛いと思います。 自然体=天然であることは、子供の純粋さにつながっていて、 だからこそ可愛いのです。 私たちは人間です。 人間だけに許された知性とは、洗練さとつながっています。 洗練された大人になることは、決して楽な道ではないけれど、 ステキなことだと私は思っています。 皆さんは、どう思われますか お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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