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カテゴリ:考える日々。。。
お天気に恵まれた2日間でしたね。
皆様、この週末はどのようにお過ごしになりましたか 私は港区が慶應大学アートセンターと協働して、開催された 【アート・マネジメント】講座に参加していました。 アートを身近なものにするため、作品の『創り手』と、それを鑑賞する『受け手』とをつなぐ【アート・マネジメント】を担う人材を育成する というコンセプトの講座です。 港区在住or在勤の人しか応募できなくて、さらに抽選だったので、当選した私は大変ラッキーでした。 というのも、受講料はたったの¥1,500.-なのに、とっても充実した1日だったのです。 そもそも、この講座を受講した理由は、 現在の職場は「文化を発信する」のがミッションの事業部ですから、年に1度くらいのペースで、目玉的な【文化・芸術的イベント】を開催できないかなぁ・・・と、考えているからなのです。 アカデミックな雰囲気の慶應大学三田キャンパス。20代の頃、留学していたOXFORD時代を思い出してしまいました。大学の雰囲気って、やっぱりいいな・・・ この講座は、「展示系」(主に美術館に展示するアート)と「上演系」(コンサート、演劇など、劇場での開催)に分かれており、どちらか一方にしか参加することができません。 私が選んだのは「上演系」でした。 初日の入門講座は3部構成になっており、第3部では、ヴァイオリニストとして大活躍されている千住真理子さんがいらして、様々な話をしてくれました。 彼女は、慶應大卒業なのですね。 当日、お兄様の明氏も、講演か何かを依頼されており、同じ慶應内にいらしていたとか・・・ 千住さんは、その日の朝、ドレスデンより成田に到着。その足で慶應大学に飛んでいらしたとか・・・ハードスケジュールを全く感じさせない、大変フレンドリーなお人柄で終了後、受講者より、多くの質問が浴びせられました。 世界中を飛び回って演奏活動を行っている千住さんのお話は、とっても興味深かったので、印象的な話を、少しご紹介したいと思います。 コンサート開催中、もっともノリノリなのはイタリア人。 (そんな感じですよね~) 反対に、もっとも固いのが日本人だそうです。 (その中でも、東京の人は最もおとなしいそう) 日本国内で、2000人収容できる最大規模の劇場は、5館すべて東京に集中しています。 「東京の人たちに対して、ココロを動かして感動してもらうために、どのようにされているのですか?」 という質問に対して・・・・ 「色々な国民性があって、それが個性なので、私はそれでよいと思っています。感情をあまり外に出さない人格に対して、どのようにコミュニケーションを取っていくのか・・・それが演奏家に求められることだと思っています」 「お客さんの求めている音楽と、自分が伝えたい音楽が違う場合、どのようにされているのですか?」 という質問に対しては・・・・ 「聴衆が望む音楽というものはあると思います。最終的には、そこから私自身が好きな音楽に同意していただけるよう、ストーリーを創っていくんです」 コミュニケーション・アート そんなコトバが浮かびました。 すべてのことはアートにつなげることができる・・・という確信でした。 それは、人生における物事、すべての質を高めていくこと。 Quality of Life の向上のことなのですね。 何かを発信することは、常にコミュニケーションにつながると思います。 コトバ(声/文字) 音楽 舞踊 演劇 絵画 : : 五感の優先順位から、様々な手法が生まれます。 クオリティをどんどん高めていけば、 すべてのことはアートにつながっていくのではないでしょうか。 それらを日常的に組み込み、取り入れていくことで、 どうしたら、他者に感動というプレゼントを与えることができるのか・・・。 人が感動するということは、 とりもなおさず、その対象に【魅了】されているということです。 コミュニケーション・アート って、とっても素敵なコトバだと思いませんか? そんなことを仕事につなげていけたらなぁ・・・って、思っています お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 15, 2008 11:14:58 PM
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