|
カテゴリ:考える日々。。。
2日間の体験を、まだ興奮さめやらぬうちに、ここに記しておきたいと思います。
6月20・21日と「ドラマセラピー2日間アドバンスコース」に参加しておりました。 このセッションは、米国ドラマセラピー生みの親、ルネ・エムナー博士による、通訳付きワークショップです。ルネ氏は、私が学んでいる尾上明代先生が代表を務める「ドラマセラピー教育・研究センター」のスーパーヴァイザーでもあります。 ルネ先生は、すごい方なのですが・・・ 【経歴はコチラ】 博士、米国ドラマセラピー学会(NADT)公認ドラマセラピスト(RDT) NADT認定・ドラマセラピストトレーナー(BCT) CIISドラマセラピー(修士)コース創設者・部長 米国ドラマセラピー学会・元会長 著書:Acting for Real: Drama Therapy―Process, Techinique, and Performance 「ドラマセラピーのプロセス・技法・上演―演じることから現実へ」(2007年、北大路書房、尾上明代訳) フレンドリーさと人を包み込む優しさにあふれていて、一目見た時から、人間的にダイスキになりました ここで体験した感動について、書きたいと思っています。 色々な思いが交差していますが・・・感動を【文章】という手法で、どの辺りまで伝えらるかどうか、トライしてみようと思います。 初日の最後のワークで、ルネ先生が私を指名して下さいました。 「今、あなたがここで話していたことを表現してみない?」と。。。 現在の私が、未来の私宛に電話をかけ、伝えたいことを話します。 未来の私は、現在の私に何を言いたいのか・・・ 話しているうち、次第に明らかになっていきます。 その後、私の人生を、仲間たちに演じてもらいます。 私は、プロデューサーであり人生の監督役なので、皆さんに指示を出して、私の人生を再現してもらいます。 【過去】 ・・・演じる人4名 舞台でピアノを弾いている私 ストーリーを書いている私 お人形に、色々な服を着せ変えて楽しんでいる私 【現在】 ・・・演じる人4名 「不安」「問題」「悩み」を抱えているクライアントたち その人たちに囲まれている私 (輪にとどめようとするクライアントと、そこから出ようとしている私) 【未来】 ・・・演じる人4名 タンゴを踊っているパートナーと私 ヴァイオリンを演奏している奏者 ハーブを演奏している奏者 (アーティストたちがコラボレーションをしている、創造的な場) 私自身がつくった【現在の私】の姿を見て・・・ 「1人で頑張っていたんだね」 「癒されたい人たちをケアすることって素晴らしい仕事だよね。でも、あなたがやりたいことはホントはその先にあるんだよね?」 「皆に『自立して!』って言いたいんだよね」 「私は先に進みたいの!って言いたいんだよね」 : : そんなコトバが浮かんできて、胸がつまってきました。 【未来の私】・・・ 人は誰でも「癒されたい何か」を抱えているものです。 どこに焦点を当てるかで、人生そのものが変わってきます。 私の創造した【未来】の仲間たちは、自分自身の「癒し」にはフォーカスしていません。 音楽を通じて、踊りを通じて、何かを表現しようとしているのです。 その結果、観客たちは「癒される」「感動する」という体験をするのです。 無心な一生懸命さや、素直なピュアさ。 うっとりするほど洗練された上品さ。 そうしたものに、人がなぜ惹かれるのか・・・。 すべてのことは、例えば生活の些細なことさえも、 極めていくとアートにつながっていくのです。 そんな生き方を、真剣に追求していきたいと思います。 「You are artistic!!」 ワークショップで、仲間たちがかけてくれたコトバです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 24, 2008 10:04:57 AM
コメント(0) | コメントを書く |