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テーマ:好きなクラシック(2324)
カテゴリ:クラシック音楽
昨日は交響曲(超有名どころ)のタイトルについて書いてみた。で、今日は世に殆ど知られていないサブタイトル付き交響曲をご紹介しよう。もし全部ご存じでしたらあなたは立派な交響曲マニア。もちろん、なんの役にも立ちませんが・・・
○P.ノアゴー 交響曲第6番「At The End of the Day」(いろいろ考慮した結果) ○B.リース 交響曲第4番「Memorial Candles」(追悼の蟷螂) ○F.コーウエン 交響曲第3番「スカンジナヴィア」 ○V.ダンディ 交響曲第3番「勇敢なフランス人」 ○F.ベルワルド 交響曲第3番「サンギュリエール」(風変わりな) ○R.ボートン 交響曲第2番「ディーエドゥリ」(ケルト交響曲) ○A.ブリス 合唱交響曲「朝の英雄たち」 ○J.B.フェルステル 交響曲第4番「復活祭前夜」 ○H.ハーティー アイルランド交響曲 ○スクリャービン 神聖劇序夜 第1部「宇宙」 最後のスクリャービンは最も有名で、交響曲第2番「悪魔的な詩」、第3番「神聖な詩」第4番「法悦の詩」とやってきて、最後になんでもありの舞台劇「宇宙」に辿り着いたのでした。正確には交響曲ではないのだが、まぁ命名の壮大さを買ってみた。 ダンディは「フランスの山人の歌による交響曲」だけが有名だが、この曲もなかなかの佳品。 お薦めなのはベルワルドの交響曲「サンギュリエール」とボートンの「ディエードゥリ」。 前者はベートーヴェンと同時代のノルウエー人作曲家で殆ど知られていないが、四つの交響曲を残した。第一楽章冒頭主題がまさに「風変わり」で一度聴いたら忘れられない名旋律。 ボートンは20世紀の作曲だが、爽やかで馴染みやすい旋律が特徴。第二楽章の「月光の牧歌」がとにかく美しい。ただ、BBCクラシックスから出ているCDしか現役盤がないかもしれない。 という感じでまだまだ知られていないサブタイトル付き交響曲はいっぱいあるだろう。いずれも確かに帯に書いてあると「なんじゃこれは?」と手に取る効果は発揮する。ただ、タイトルが付いているからといってその曲が名曲かどうかは全く保証の限りではないのだが・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年08月17日 19時33分52秒
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