山崎 憲晴
今日の神奈川新聞スポーツ欄、「ルーキー、5人の新鮮力」 では山崎憲晴内野手を取り上げている。山崎憲晴 静岡県出身。埼玉栄高校~横浜商大~ドラフト3位で横浜入団。シュアな打撃と堅実な守備が魅力。横浜商大時代神奈川大学リーグで2度の首位打者主将を任された4年のときには15季ぶりの優勝を果たした。背番号0,176センチ、右投げ右打ち、22歳。 父親は少年野球の監督、祖父も大の野球好きという家庭に育ち、少年時代山崎の野球人生は順風満帆だったが、高校進学が決まった中学3年の冬、腎臓疾患で1カ月の入院。腎臓機能の低下で、全身が水分でむくみ、一時は85キロまで膨らんだ。投薬治療が主だが医者からは「野球はやめなさい」と宣告され、絶望の淵で三日三晩泣き明かしたという。 しかし山崎は「医者が何と言おうと、体が治っても野球が出来ないなら意味がない。グランドでぶっ倒れて救急車で運ばれて死んだとしても、野球を続けたい」と父親に訴え、高校に進学しても野球部に入部。症状を抑えるため錠剤の服用は、大学に入るまで毎日続いた。しかし、一般的には完治しないとされる疾患も、その後7年間再発はせず、現在は薬を口にすることもなく「ボールを追いかけられるだけでも幸せ」と語っている。(神奈川新聞より) 山崎選手がこのような病に悩まされていたことなど、この記事を読むまでは知らなかった。一度は野球と別れなければならないという絶望の淵から、ドラフトで指名を受けるまでに成長した山崎。同じような病で悩んでいる人達の希望の光となるような活躍を期待したいものです。↓ワンクリックを にほんブログ村 横浜ベイスターズ