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2024.02.29
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カテゴリ:医学
1553年スペインの神学者で医師のミカエル・セルヴェトゥス(1509~1653)は、『キリスト教の復興』を著し、その中で「右心室の血液が肺動脈を経由して肺に行き、吸気によって取り込まれた空気と血液が交じり合い、肺静脈を経由して左心室に戻ってくる」との肺循環を明らかにしました。

当時のヨーロッパではガレーノスの循環説で「血液は右心室から心室中隔を通って左心室に入る」という説が絶対であったことから、セルヴェトゥスの説はガレーノスの権威を否定し、神学を批判するものとの烙印を押され、異端者として宗教裁判にかけられ、1553年に火あぶりの刑に処せられました。

そして、彼の著書『キリスト教の復興』は、没収され焼かれましたが、かろうじて3部が後世に伝えられました。

この残された3部が17世紀に見直され、セルヴェトゥスの肺循環説が広く紹介されることになります。

切手は1977年スペイン発行の「文化人切手」で、セルヴェトゥスの肖像が描かれています。







切手は2011年スペイン発行の「著名人切手」の中の一枚で、彼の肖像とともにハ肺循環が描かれています。













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最終更新日  2024.02.29 08:03:00
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