カテゴリ:邦画
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』同時収録
『館長 庵野秀明特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技』限定公開 ミニチュア日本特撮技術のオマージュ短編作 巨神兵東京に現わる 劇場版 製作・脚本:庵野秀明 / 監督:樋口真嗣 / 巨神兵:宮崎 駿 2012年 日本 10分 △▼△▼△ 本作は、2012年7月に東京現代美術館で開催されました 『館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアに見る昭和平成の技』での 目玉企画として上映されました映像作品を 劇場版にリニューアルされた 短編作品です 宮崎 駿監督作 『風の谷のナウシカ』 の作品中に言及された 巨神兵による火の7日間 をモチーフに 背景、キャラクターを 現在の特撮映画での主流となったCGを使用しないで 昭和の時代の特撮映画・テレビの花形だった 日本の非常にクオリティーの高い 『ミニチュア技術』 を使用した 映像作品です 本作の内容や撮影技術を語るには 本作の持つ ある種のムード を理解せずに 通ることは出来ないでしょう それは、昭和の時代の 映画館で映画を観るという事を含んだ 特別な空間で時間を過ごす 空気感をも再現した作品であるからです 以前 映画コラムで、フィルム映画はなぜ揺れる?と題し 「揺れる瞳の映画鑑賞」 という記事で 去りゆくフィルム映画への惜別を語りましたが 本作ではその 揺れるフィルム を再現した 画面作りに 単なる特撮へのオマージュだけでない 昭和の時代の映画を排出して行った その時代の文化や空気までも 表現しようとした アトラクションとしての側面がある点に注目するべきでしょう 現在その立場にある人物達による、特撮好きが昂じた 大人男子の大金を掛けた道楽と捉える事も出来ますが 作品の持つ 大切な要素を見落とさない為には 映像が持つ側面に注目し 生まれていきなりネット社会があった世代にとっては 稀有な才能達による 短編映像で再現する 噛み砕いて説明される 貴重な生まれる前の時代の空気を体験する事が出来る 昭和の時代の映画の繁栄を象徴した 記念碑的作品と言えると思います 昭和の空気を再現するこの短編作品を ポップコーンなど嗜みながら 御鑑賞するのはいかがでしょうか ■■□ 楽天市場 □■■ ※『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』 には 『巨神兵東京に現わる』が 同時収録されております ![]() ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q EVANGELION:3.33 YOU CAN (NOT) REDO. 【初回特典CDオリジナルサウンドトラック付き】 【Blu-ray】 価格:4,754円(税込、送料込)
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