1748052 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2013年06月09日
XML
カテゴリ:洋画 [コメディー]

ジム・キャリー、キャメロン・ディアスの出世作
マスク
MASK
1994年 アメリカ 101分

■監督
チャールズ・ラッセル
■出演者
ジム・キャリー、キャメロン・ディアス、ピーター・リーガート
ピーター・グリーン、エイミー・ヤスベック



さて、お忘れの事と思いますが・・・
去年のクリスマスに募集しました 『映画レビューリクエスト』
今回は 第3弾になります

今回は
エアロダンスと 日々の生活アイテムの情報を楽しくご紹介するブログ

フラとエアロとジョギングのハートな生活』 の管理人
アリエルmf666 さんのリクエストにお答えしまして

ジム・キャリーの 出世作の 本作をご紹介いたします☆


-STORY-

しがない銀行員のスタンリー (ジム・キャリー) は正直者のお人好し

夜、仕事仲間のチャーリーに
昼間、口座を開いた美人の客ティナ (キャメロン・ディアス) が出演する
高級ナイトクラブ 〈ココ・ボンゴ・クラブ〉へ誘われるが

手違いで置き去りにされる

その後 帰り道の途中、車の故障で 橋で足止めを食っていると
川に人の様なものが浮いているのが見え、救助を試みるが

それは 人の形に浮いたゴミで、顔に見えたのは
10世紀辺りに作られた様な 奇妙なマスクだった


【解説】

全米で人気のコメディアン ジム・キャリー が主演し
日本でもジム・キャリー人気を決定付けた
大ヒットVFXファンタジー・コメディーです


本作の最大の見所は 変身した後の
緑の仮面の男になったジム・キャリーが演じる

メイクアップされ 『マスク』 に変身した後の
芸人時代に培って来た 全身を使って様々な表情を作る

CG要らずの『キレッキレ』 なハイテンションな 『顔芸』 でしょう


エディー・マーフィーの様な 話術で笑わせるタイプの 芸 とは違い
ジェスチャーを使った分り易い笑いなので

観るだけで理解出来る 世界共通な説明要らずの
誰もが愉しめるというコメディーという特徴があります

本作の成功で ジム・キャリーは
世界的なトップスターの仲間入りを果たしました


本作は キャリーの芸を更に誇張させリンクさせた
アメリカン・アニメ的な VFX との融合場面が
見どころの一つとなっています

変身して豹変した主人公を演じるキャリーの動きを
CGを使ってオーバーアクトさせる漫画的イメージは
ダーク・ファンタジー的要素の強い アメリカン・コミックスの原作を、

ディズニーと言うよりは
ハンナ・バーベラ・プロダクションの 『トムとジェリー』 の動きに似せた
粘りとクセのある、少しブラック・ユーモアの入った演出で表現しております

変身前の主人公は 『内気なお人好し』 という設定でしたが
キャリーの芸人としての引き出しが多過ぎる為なのか
本編では ほぼアドリブで ネクタイなどの小物を使って
様々な 『内気なお人好し』ぶり を表現し

撮影現場を沸かし続けた結果
非常に多才で魅力的なキャラクターとして演じられました

本作の本当の見どころは
撮影現場の楽しさが そのまま画面から伝わって来る様な
ジム・キャリーの魅力そのものにあるのでは無いかと思います



又本作は
それまで無名の新人だった キャメロン・ディアスのデビュー作でもあり
キャメロン・ディアスの 『絶世の美女』 に成り切った
ジムキャリーに触発された様な 『キレッキレ』 な演技が 見所の一つです

通常デビュー作とは 並の女優であれば演技が硬くなる所ですが
高嶺の花 でありながら嫌味の無いヒロイン象を
全くの自然体で演じ切り

映画初出演の大抜擢ながら
非常に好感度の高い 演技を披露しております


ジム・キャリー映画は、下品な作品もある為、多少注意が必要ですが
本作はご家族で楽しめる映画として オススメの作品です★



さて、ウチは辛口コメントがウリなので
ここは多分に漏れず 本作にも牙を剥きますと・・・

作品の設定は 架空の都市の 現代に近い時代のお話で
『ジキルとハイド』 をモチーフに
ビジュアル的には ティム・バートン作 『バットマン』 を意識した様な感じの
ファンタジー系コメディー作品の亜流で


『明らかに 何かを意識したタイプの映画に見られる
 演出とは有機的に絡んでいない不自然で大味な美術が目立つ』 とか

『何の説明も無く 警察の描写が 15世紀の牢獄の様になっている様な
 世界観を特定する為の様々な演出が強引で 些か牽引力に欠る』 とか

『ジム・キャリーのハイ・テンションに対して
 悪役の俳優がまるで力不足で釣り合わず
 一部演出が弾け切らない不備が頂けない』 とか

『映画ファンにとっては 甘受出来ない様な
 整合性の無い画面作りの難が多い』 など

色々挙げられますが
余り深く考えないで観た方が 楽しめる作品だと思いますw



【コメディー俳優ジム・キャリー】

根っからのお笑い芸人の ジム・キャリーは
現場でも私生活でも 人を沸かせる事で有名で

特に撮影での アイデア満載のアドリブが 一つの呼び物になっていました

97年の 『ライアー・ライアー』 では、キャリーのアドリブにつぐアドリブで
それを撮影して残す為に カメラを止める事が出来ない状態が続き

フィルム代だけで膨大な制作費となった事で 話題になりました
その一部は DVDの映像特典で 見る事が出来ます


近年はコメディーから演技の幅を広げて 新境地を開拓し
98年の 『トゥルーマン・ショー』 99年の 『マン・オン・ザ・ムーン』では

2年連続ゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞しました

しかし同じ年のアカデミー賞ではノミネートすらされなかったのは
一説によると アカデミー協会に嫌われている事が理由との噂がありました

98年の 第71回アカデミー賞授賞式で 編集賞のプレゼンターを務めた時
『編集賞のプレゼンターを勤めます。今日の仕事はそれだけです』

と 協会に当て付けた、皮肉たっぷりのジョークで会場を沸かせた事が
理由との説がありますが

元々 コメディーモノには冷たい事で有名なアカデミー協会なので
真意は定かではありません

一方、やはりプレゼンテーターを務めた04年の 第76回授賞式では
『ピンクパンサー』 などの コメディー作品で名高い
ブレイク・エドワーズ監督がアカデミー名誉賞を受賞し

その時には エドワーズ監督自らドタバタギャグで会場を沸かせた後
監督からトロフィーを預かり
『協会の奴ら 俺にはくれないんだ』 とハッキリボヤキ

再び会場を沸かせた一幕がありました



【長期の準備期間】

原作はダークホースコミックスの漫画 『マスク』 で
作者は 社長のマイク・リチャードソン

マスクを付けた正気を失った主人公が
武器で武装して見下した者を襲撃するという
映画と違って ブラックでバイオレンス・ダーク・ファンタジーな作品でした

いくつかの映画スタジオが 映像化を望んでいた様ですが
バイオレンスの面を強調した 『フレディー』 的作品になるよりも

『バックス・バニー』 の様な
冗談感覚のバイオレンスなギャグ作品を求めていた事と
ハイテンションな映像が当時の技術では追いつかなかった現状から

ニューライン映画と契約して映画化までには
5年の準備期間を要したと言います

93年に スピルバーグ監督作の 『ジュラシック・パーク』 で
CGの技術の領域が拡大し
その特殊効果を担当した ILM が参加した事で

本作の 漫画的特殊効果が可能となったとの事です


【カットされたシーン】

有名な未公開シーンとして

10世紀のバイキングが長い航海を遂げ
新大陸に呪われたマスクを封印するという
映画の冒頭に繋がるシーンがあったのですが
丸々カットされておりました

他にも、スタンリーを裏切った新聞記者のペギーが
お金を受け取った後退場しますが
実はその場で殺されており

印刷機の中に放り投げられた後 新聞に印刷されて出てくるという
ブラック・ユーモアなシーンだったのですが
映画にそぐわないと判断されたのか

これもカットされておりました

DVDにはこれらカットされたシーンが収録されていますので
興味のある方は 楽天レンタル か
お近くのGE○ か TSU○AYAでお借り下さいw


【もう一人のお笑い芸人】

主人公スタンリー・イプキスの親友役チャーリーを演じるのは
チャールズ・ラッセル監督に抜擢された これが映画初出演の

人気コメディアン リチャード・ジーニでした

主人公スタンリーが変身をといた時 現実の世界での作品の繋ぎ役として
クライマックスではスタンリーを助け 慈善事業家たちを救う重要な役を演じます

スタンリーが捨てたマスクを追い
タキシードを着たまま 川へ飛び込むラストでは
実際に本人がサン・ペドロ港へ飛び込んだとの事です

水質調査では汚染度は許容範囲と聞かされた水は酷く冷たく
使用済み注射器が浮かんでいる様な まるで汚水だったそうで

余りのゴミまみれだったのか
『鮭がツルハシ持って流れを遡っていくのが見える程最低だった』

とコメントしておりましたw


★★★ 楽天エンタメナビレビューもドウゾ ★★★
コメディアン、ジム・キャリーの出世作


※リンク先  参考になった  は、ランキング用クリックボタンです。

★★★ 楽天市場 ★★★
コレの新作が作られた事が
未だ信じられませんWWW
犬車も健在ですよ(笑)


ジム・キャリーはMr.ダマー
価格:1,000円(税込、送料込)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2015年01月14日 05時03分22秒
コメント(6) | コメントを書く


PR

プロフィール

Voyager6434

Voyager6434

サイド自由欄




​​
​​
​​


​​
​Twitterはコチラ​​
​​​​
​​Voyager6434​​





日記/記事の投稿

バックナンバー

2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月
2023年11月
2023年10月
2023年09月
2023年08月
2023年07月

カレンダー

カテゴリ

コメント新着

Voyager6434@ Re[1]:2024年 新年あけましておめでとうございます(01/01) かめばーちゃんさんへ 今更ですがw今年…
Voyager6434@ Re[1]:ヘタレ絵日記40『下○タ談義』(03/12) 細魚*hoso-uo*さんへ いらっしゃいませ~☆…
細魚*hoso-uo*@ Re:ヘタレ絵日記40『下○タ談義』(03/12) こんばんは あの当時もPTAが アニメで…
Voyager6434@ Re:謹賀新年です!(01/01) かめばーちゃんさんへ おひさしぶりですw…
かめばーちゃん@ 謹賀新年です! 年末にコメントありがとうございます。 …
背番号のないエースG@ エースをねらえ! あだち充「ラフ」に、上記の内容について…

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.