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あゝ平凡なる我が人生に幸あれ

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2007年12月01日
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11月28日から12月1日の4日間に限り、江東区清澄にある清澄庭園で、『下町の秋の夜灯り』と題して、晩秋の紅葉が楽しめるとのことだったので、仕事を終えると足を運んだ

清澄庭園は、江戸の豪商・紀ノ国屋文左衛門の別邸であったといわれている
その後、諸大名の下屋敷として用いられ、明治11年、三菱財閥の岩崎彌太郎が社員の慰安や貴賓を招待するために造成した大庭園で、明治時代の庭園を代表する“回遊式林泉庭園”として、昭和54年には東京都の名勝に指定されている
(清澄庭園のしおりより)

晩秋の清澄庭園1
拝観料の150円を払うと、園内へと足を進める
ライトアップとはいうものの、池の中央のあたりが照らされているだけなので、散策路はいたって暗い
見上げると、闇のなかに赤々とした紅葉の樹が、まるで頭を垂れる稲穂のようにして枝を伸ばしているが、なにぶん暗闇の中では、その姿をはっきりと拝むことはできない
しかしながら、ひっそり静まり返った路を歩いていると、紅葉独特の香りを楽しむことができた
目で楽しめない分、臭覚を研ぎ澄まし、晩秋を感じる

自分が思うに、なんだかライトアップしているところが的外れなような気がするのだが、そう思うのは自分だけだろうか?
『下町の秋の夜灯り』というコンセプトの割には、いったい何を見せたいのか、ちょっと首をかしげながら見て廻った
それは、たぶん自分が期待していたところが違っていたのだと思う
自分が想像するに、紅葉のライトアップを期待していたのだが、唯一の見せ場といったら、中の島にその姿を浮かび上がらせる真っ赤に染まったハゼの木程度
それはそれで、紅葉が池に反映する姿といい、なかなか幻想的な景色ではあったが、それだけではちと物足りない
しかしながら、全体を通していうならば、夜の日本庭園としてはそこそこ楽しむことができた
全国から収集したという奇石・名石が園内のいたるところに巧みに配置されており、普段石などに興味を惹くこともない自分ですら、これが自然がつくりだしたものなのか?と、石に手に触れてみたりと、見事に融合した世界観に目を瞠った
また、近くを流れる隅田川から水をひいているという園内の広大な池は、ひっそりと湛え、そのなんともいえない底儚さが晩秋の風情とあいまって、なんともいえない叙情的な風景をつくりだしていて、しばし時が経つのを忘れてしまいそうなほど、そこにはゆったりとした時間が流れていた
闇夜を映し出し、黒々とした水面は、その静けさのあまり不気味すら感じる
緑は生い茂り、なんだか東京のど真ん中にいることを忘れてしまいそうになるが、空を見上げれば、高層ビルが顔を覗かせ、ここは東京なんだ…と現実に引き戻させられる
その一見するとミスマッチのようにおもえる光景も、過去と現代が融合していて、かえって斬新に思えたりもするのであった

晩秋の清澄庭園2
ライトアップ期間中の清澄庭園は、池を囲うようにしてある散策路だけが行動できるという限られた範囲しかないので、逃げ場が無いというか、通り一遍等でしか見てまわることしかできないのが、自由気ままに散策できないというのが、ちょっと堅苦しく思えた
興味がない人であるならば、10分足らずで周回して見終わってしまうだろう
自分も、写真を撮ったりして、ゆったりと見て廻ったつもりだったが、1時間もかからなかった
なんでも、清澄庭園のライトアップは今年から試みたものだそう
初めてのことだったので、暗中模索・試行錯誤があったのかもしれないが、自分個人としては、いまいちライトアップによって何か惹き出されたのかというと、あまりその魅力を垣間見ることはできなかった
たぶん、ここの庭園は、明るいうちに訪れたほうがさぞその日本庭園の魅力を楽しむことができるのだろう
とはいえ、夜の日本庭園を楽しめることなどそうあることではない
晩秋のひとときを、一人しみじみ過ごしたのであった







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最終更新日  2007年12月04日 11時51分43秒
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