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あゝ平凡なる我が人生に幸あれ

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あゝ平凡なる
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2007年12月02日
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カテゴリ:
気がつけば、もう12月
月日が流れるのは本当に早い
毎日が充実しているから?
毎日流されているから?
自分でも何がなんだかわからないうちに、時の流れがどんどん自分を通り過ぎていく

砂漠を行くラクダ
照る日、曇る日、雨が降る日
目覚めて、働いて、疲れて、眠りについて…
毎日毎日、その繰り返し
太陽が東から昇り西へと沈んでいくのがあたかも当たり前かのように、何もかもが自分に与えられた宿命のように日々同じことを繰り返していく
自分はそれが退屈だとは思いやしない
どんな平凡な日常であっても、喜んで、泣いて、笑って、怒って、悔やんで…
日々、様々な出来事が待ち受けていて、同じ日など1日としてない
だからこそ、毎日同じ繰り返しでも飽きることなく生きていくことができる
二度とない今日という日を大切に生きようと思う

それなのに、こうして自分が歩んできた道を振り返ってみると、自分の中ではほんの一瞬の出来事のことでしかないような短さにしか感じられない
楽しくてあっという間に過ぎた日、辛くて1日がとても長く感じた日、たくさんの喜怒哀楽に塗れた1日を過ごしても、過去のものとなってしまえば、それはフィルムのネガのほんの1コマほどの、とるにたらない記憶となってしまう
そう考えると、日々を生きるということに、なんだか虚しさにも似たものを覚えてしまうが、それでも自分は1日1日を大切に生きる
たとえ記憶にすら留まることのないような平凡な日々でも大事に生きたい
それが、自分の人生だから
今日も、明日も、明後日も、そんな日々をこれからも積み重ねていくことだろう







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最終更新日  2007年12月05日 07時35分42秒
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