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カテゴリ:緑
ちょっと足を向けた雑貨屋さん
その店の中の一画に、駄菓子を扱っているコーナーがあった 100円玉1枚あれば、何個かお菓子が買えるという、どれもこれも1個の値段が安い 昔も今も変わらないんだね あ、でも1つ10円のお菓子にも消費税はきちんと加算されているのね 色々なチープなお菓子を手にとって見ていたら、なんだか懐かしくなってきた 子供の頃は、小学校の真ん前にあった駄菓子屋さんによく入り浸ってたな… と、ノスタルジーな気分に浸っている自分の目の前に現れたのは、超~懐かしい商品! それは、“粉末飲料” 水に粉を溶かすだけでジュースが飲めるという、いかにも子供心くすぐる商品なのであります これ、決してウマくはないんだけれど、なぜか子供の頃よく飲んでたなぁ この平成の世にあって、1袋21円だって! 懐かしさのあまり、思わず買ってしまった イチゴやパインといったフルーツがあったんだけれど、自分がチョイスしたのは勿論、メロン! 作り方は、袋にきちんと書かれている “120ccの冷水に溶かしてお飲み下さるか、そのままお召し上がりください” えっ!? そのままって、どういう意味? そのまんまストレートに、粉を舐めるということ!? 美味しいんか? どう見ても、粉末洗剤にしか見えない緑色の粉を舐める気にはなれなかったので、グラスに粉をあけると、そのまま冷水を注いだ きれいなエメラルド色やぁぁぁぁ ちゃんとメロンの匂いもする グビッ! 「………………」 やっぱり、ウマくない でもマズくもない メロンソーダの炭酸を抜いて、冷水で薄めた感じ 甘さのなかに、独特の酸味が残る めちゃくちゃ、安っぽいワ って、一袋21円なんだから、ケチつけたらアカンな これを飲んでいた頃は、遥か遠い昔のことなんだけれど、きっと味は今も昔も変わってないと思う この胡散臭い感じがいいんだよね メロンの味はしないんだけれど、なぜか不思議とメロンっぽさを感じさせるチープな感じが堪らない わずか21円で、昔の記憶へと行く片道切符を買ったのだった ちなみに、この粉末飲料を製造している松山製菓さんは、粉末飲料業界のトップメーカーなんだとか なんでも値上がりがするなかで、今でも昔と変わらぬ激安な価格で販売しているという企業努力には脱帽であります お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年12月04日 08時55分25秒
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