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カテゴリ:病
朝、仕事をしていたら突然、猛烈な痒みというか刺すような痛みを両目に覚えた
「!!!!!」 ギュッと閉じた瞼の上から眼を擦る しばらくしてから鏡を覗くと、そこにはおぞましき姿が映っていた 眼が充血していたのだが、それが尋常ではない赤さなのである 白目の部分がすべて赤色に染まっている瞳 そんな自分の顔は、まるで悪魔のような形相になっていた 一体、眼に何が起きたのだろうか? 疲れてくると、たしかに充血しやすい 今はちょっと疲労が溜まってきてはいるものの、真っ赤に染まった瞳の充血ぶりは明らかに異常である 眼はチカチカとしていて、若干ではあるが刺すような痛みも残っていて、涙を湛えている状態 その時思った ひょっとして花粉症になったかのかも!? 花粉症は目が痒くなるっていうし… そいうえば、昨日やけにクシャミが出たもんな 花粉症は、なんの前触れもなく唐突になるとは聞いていたけれど、こんな急になるもんなんだ でも、いざ自分がそういう身になってみると、なかなか認めたくないもの だって鼻水は全然出ないんだよ? ほんとに花粉症かなぁ? そこで、自分の周りにいる花粉症に悩まされる人に聞いてみた 「眼だけ痒いことってあるの?」 って そうしたら、日によって鼻水が出る場合もあるし、眼だけが痒いときもあるんだとか 花粉症だからといって、一概にすべての症状同時に悩まされるものではないんだ それに、その花粉症の人が決定的な事を、自分に向かって言った 「今年の花粉症は、眼にくるらしいですよ」 その情報元はどこ? まぁとにかく、これで決定だね 自分も花粉症の仲間入りってことか ついに観念した 午後になると、眼の充血はだいぶ収まってはきていたが、相変わらずチクチクとした刺激は残っていた 花粉症って、ほんと辛いな と、自分はすっかり花粉症患者の気分になっていた しかし、スタッフから言われた一言によって、ある疑念を抱くこととなる その一言とは、 「顔、真っ赤ですよ」 へっ!? そう言われて鏡を覗くと、確かに顔面は紅潮していた 熱があるわけではない でも、なんだか頭はボーっとしている これも花粉症の症状のひとつなのか?と思ったとき、ある事に気づいた もしかして、シンナー中毒!? 向かいにある倉庫は、最近内装工事をしていて、ここ数日間は壁面を塗装している その作業で、辺りにはシンナー臭がかなり強く立ち込めていて、工事をしている日中の間はず~ッとその臭いに悩まされていた ひょっとしたら、眼の充血も、顔面の紅潮も、このシンナー臭によるものではないのだろうか? 気になった自分は、シンナー中毒について、ちょっと調べてみた トルエン、キシレン、ベンゼン、その他の各種脂肪族炭化水素(しぼうぞくたんかすいそ)からなる、いわゆる石油製品は、“有機溶剤”と総称される 有機溶剤は揮発性のため、閉鎖空間で使用すると、肺、皮膚などから吸収され、その結果、様々な中毒症状を発する (某サイトより引用抜粋) 症状の例を見ると、頭痛やめまい、吐き気、手足の痺れ等があるが、そのなかには目の充血も挙げられていたし、顔面が紅潮するというケースもあった 朝から夕方まで、シンナー臭が自分の鼻先をかすめる生活をここ数日送っていた その結果、知らず知らずのうちに侵されていて、シンナー中毒の症状が現れたのではないだろうか? なんだか気だるくて、身体が重く感じていたのも、疲労からくるものではなく、シンナー臭が原因だったのかもしれない これは、あくまでも自分の推測であって、なんら確証がある訳ではない 軽度のシンナー中毒かもしれないし、あるいは花粉症なのかもしれない それともまったく別の理由があるのかもしれない ただ、理由が何にしろ、身体が悲鳴を上げていることだけは事実 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月16日 20時31分40秒
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