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カテゴリ:舞
今日は宝塚歌劇・宙組公演を観劇
『薔薇に降る雨/Amour それは…』 宙組主演コンビを務める、大和悠河氏、陽月華氏の退団公演である ミュージカル・ロマン「薔薇に降る雨」 元将校の男、社交界の薔薇と評される女 再会した2人には、かつて叶えられない恋があった… 互いの想いを伝えられないまま、運命に翻弄される男と女の大人のラブロマンス ロマンチック・レビュー「Amour それは…」 伝統的な宝塚レビューの華やかさで、愛と人生の生きる歓びや哀愁を描く 美しい色調、甘い香りと詩情が魅力のロマンチック・レビュー (公演チラシより) 宝塚の舞台を初めて見たのが1998年だから、もうかれこれ10年ちかく経つ 観始めた当初は、 “世の中にはこんな世界もあるんだ…“ と、その煌びやかな世界に、すっかり虜になってしまった 年月を経った今でも、その夢の世界は健在 昔こそ夢中にはならないものの、やはり客席に座ると、ちょっと胸が躍る 宝塚の舞台というと、ショーを楽しみにしているので、正直言って芝居には期待していないのだが、今回の「薔薇に降る雨」は観終わったあとに爽やかな余韻が残る素敵な作品だった 大人のラブロマンスの作品を演じるのに、主演の大和氏はちょっと若々しくて、包容力や渋さといった大人の魅力が欲しい だが、そんな弱点を補うほど、ビジュアルが美しい ほんと王子様といった感じ カッコええわァ 男の自分でも惚れ惚れする 相手役の陽月氏とのコンビもあっていて、紆余曲折を乗り越えてハッピーエンドを迎える展開は、退団公演に相応しい作品となった ショー「Amour それは…」は、主題歌が古めかしく感じたが、このロマンチック・レビュー特有の美しい色調は、いつ観ても飽きることはない 下級生たちによるロケットダンス、主演コンビのデュエットダンス、大階段を使ってのパレードと、定番なシーンが組み込まれた構成なのだが、いつ観てもワクワクする 宝塚ってスゴイね 男の自分でさえも、つかのまでも華やかな夢を見ることができるのだから 幕が下りても、なんだか夢見心地のまま、劇場を後にする自分であった 宝塚歌劇宙組公演 『薔薇に降る雨/Amour それは…』 東京宝塚劇場 6月5日(金)~7月5日(日)まで 主演/大和悠河/陽月華/蘭寿とむ/北翔海莉/悠未ひろ/美羽あさひ ほか お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年09月19日 09時51分40秒
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