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テーマ:東京 / 江戸(1183)
カテゴリ:楽
急遽休みを貰えることになった
身体が本調子ではないので、本来なら、ゆっくりと過ごせばいいのかもしれない けれども、どうしても出かけたいところがあった 楽しいひと時を過ごすことができるのなら、いい気晴らしになるかもしれない そう思い、太陽がギラギラと照りつけるなか、お出かけした 向かうは東京下町、台東区入谷 お目当ては、初夏の風物詩でもある“入谷朝顔まつり” 朝顔まつりは、毎年7月の6・7・8日の3日間開催される 入谷鬼子母神を中心に言問通りに約100軒ちかくの朝顔業者の露店が立ち並び、朝顔の鉢を買い求める人々で、毎年40万人ほどの人出で賑わう 電車を乗り継いで、最寄り駅のひとつであるJRの鶯谷駅に降り立つ 改札口を出ると、すでに朝顔市を楽しんできたのか、朝顔の鉢をぶら下げている人たちに出くわした 大抵の人は1鉢だが、なかには2鉢も3鉢も手に提げて持っている人がいる 暑いなか、ご苦労なことです それにしても、今日は良い天気 というか暑い! 青く澄んだ空からは、眩しいほどの太陽の日差しが降り注がれ、ジリジリと自分の肌を焼く 丁度今は昼前で、太陽も高いところに位置しているので、余計暑さを感じるのかもしれない 暑さに対しての免疫力が殆どない自分としては、ちょっと辛いところ 汗を滲ませ、ヒーヒー言いながら歩いていたときだった 朝顔まつりのちょっと粋なデザインの団扇を無料で配布していたので、それをいただくと、パタパタと扇ぎ、涼を求めた 団扇で扇ぎながら歩くなんて、ちょっと粋だね 歩道のスペースを半分潰して、朝顔を売っている露店がズラッと軒を連ねている 威勢のいい掛け声が飛び交うなか、朝顔を買い求める多くのお客さんで賑わっていた 歩道のスペースがかなり狭く、なかなか前に進めない状態 平日の昼間だというのに、想像以上の盛況ぶり 初夏の風物詩というだけあって、人々の期待が高い行事のようだ さてさて、朝顔まつりで売られている朝顔は、店によって若干違うのだが、行灯(あんどん)仕立てで4色の朝顔が楽しめるという、1鉢2000円のものが一番人気があって売れているのだそう 自分の家で朝顔を育てている自分としては、この価格はかなり高め なので、買わずに眺めながら、楽しんでいた 変わった咲き方のもの、小豆色の花が珍しい“団十郎”など、色々な朝顔が顔を並べている やはり日中の暑さのせいだろうか 殆どの朝顔は萎んでいたり、くったりとしている お店の人によると、やはり朝早くに買いに来ると、花を楽しむことができるのだとか 暑さと人込みに揉まれながら歩いていたときだった ちょっと珍しい朝顔を見かけた 白と青の絞り模様が、なんとも涼しげ 名前は『マジックオーシャン』という 売り子の方に尋ねると、花のひとつひとつの模様が違うので、どんな花が咲くかは咲いてからのお楽しみとのこと 見るからに清涼感溢れるその朝顔は、ひっきりなしに次から次へと売れていく 自分も場の雰囲気に呑みこまれたか、『マジックオーシャン』を1鉢お買い上げ やっぱり2000円は高い気がしないわけでもないが、こういうのはご祝儀的なものも含まれているのだろうか 沢山ある朝顔のなかから、良いものを選んでくれているようで、あれこれ手にとったあげく選び出してくれた鉢には、沢山の蕾がついていた ササッと手際よく鉢をビニール袋に入れると、手渡される際に、 「可愛がってくださいねぇ」 と言われた 何気ない一言だけれど、なんかすっごい気分がよかった 大事に育てます… 朝顔市独特の活気に包まれるなか、気持ちのいい買い物ができた さてさて、朝顔市の中ほどに位置している“入谷鬼子母神”に寄って、ちょっと参拝 「恐れ入谷の鬼子母神」と、意味は知らずとも耳に残っているのだが、訪れるのは今回が初めて お世辞にも広いとはいえない敷地内には、こちらでも朝顔の鉢が売られていて、大勢の参拝客で賑わっていた そこで、自分は朝顔の造花がついた御守を購入 造花の朝顔は、ピンク、青、水色の三種類あって、自分は水色のものをチョイス お買い上げすると、御守ひとつひとつ祈祷してくださるので、なんだか効果がありそうです 入谷朝顔まつりでは、朝顔の出店に負けないぐらいの多くの露店が並んでいる カキ氷、お好み焼、焼きそばなど、定番のものから、なかには、大きなハンバーガーで有名な佐世保バーガーの露店もあった ゆっくり見て回りたいところだけれど、そろそろ暑さが堪えてきていたし、手に提げている朝顔が、暑さのせいかだいぶ元気がなくなってきているので、後ろ髪をひかれる思いで帰ります いやぁ… 入谷の朝顔まつり、ほんと楽しかった! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年07月12日 06時50分06秒
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