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カテゴリ:青
雑貨屋で買い物をしていた
商品を手にしたら、 「それ、すごくいいですよ」 と、女性店員に声を掛けられた 買い物をしている最中に、店員に声を掛けられるのが嫌な自分 “放っておいてほしいな…” という思いの反面、店員が薦めるほど良い商品なのか?と思う 自分が手にしていたのは、“ガラスの爪ヤスリ” 金属や紙ヤスリに比べ、ガラスの爪ヤスリは使い心地が断然良く、仕上がりも滑らかになるそう なかでも、チェコ製のもは、とても人気があるのだとか 自分は爪の形がよくなく、しかも軟らかいので、よく欠けてしまう 爪をコンプレックスに思っているぐらい これで爪の手入れをしたら、少しはマシになるだろうか ガラスの爪ヤスリと言っても、実に色々なデザインがある 小花をあしらったものや、ラインストーンが散りばめてあったり、どれも素敵 そのなかで自分が選んだのは、スワロフスキーのラインストーンを一面に配したデザインのもの 好きな色が青という理由もあるが、スワロフスキーの輝きにすっかり魅せられてしまった その他にもいくつか小物を買い、お会計をした ところがだ、いざ支払いをしようと思ったとき、ちょっと不可解に思うところがあった というのも、自分が想像していた金額にかなりのズレがあったのである 自分は買い物をする際、買う品物の代金を頭のなかで足して計算していく 現金払い主義なので、財布に入れているお金より多く買い物をしないようにしている為だ なので、大体の金額はわかっているのだが、そのつもりでいたら、レジスターに表示された支払い金額が想像を上回っていた なぜだろ? 一つ一つ買ったものと値段を照らし合わせて、計算していく やはり、どう考えても計算が合わない 店の人が計算間違いをしているのだろうか? しかし、何の根拠もないのに、そのことを指摘する度胸は、小心者の自分は持ち合わせていない とりあえず支払いを済ませ、渡されたレシートを見た ん? これは…!? 店員の薦めもあり、買ったガラスの爪ヤスリ その値段が、なんと倍ちかくなっていたのだ その謎を確かめるべく、商品が置かれていたところにいった すると、その謎はすぐに解けた ガラスの爪ヤスリは、2種類の価格のものが隣り合わせに並べられている 商品を手にした他の誰かが、高い爪ヤスリを、安い爪ヤスリの方へ入れてしまったのだ そうとは知らず、自分は、てっきり安い価格だと思っていたが、実際のところは高い爪ヤスリを手にした 商品には値札がついていなかったので、安い価格のところから選びだした自分としては、安いものと思うのは当然のことだろう よくよく見たら、このデザインと色違いのものが、高い価格の商品として整然と並んでいた 実は、買うとき、ちょっとした疑問は感じていた というのも、安い爪ヤスリは、安いなりのデザインになっていたのである そんななかで、こんなにふんだんにラインストーンを配したデザインを見つけて、かなり得した気分になっていたのだ もう少し冷静になって考えていたら、こんなヘマは犯さなかったかもしれない けれども、買ったことにたいして後悔はしていない 大事に使います お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年08月29日 00時55分30秒
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