1107310 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

あゝ平凡なる我が人生に幸あれ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

芍藥の歌

芍藥の歌

カレンダー

サイド自由欄

当ブログは
『人気ブログランキング』
『にほんブログ村』
にお世話になっております
今後ともご愛顧の程、
宜しくお頼み申し上げます

人気ブログランキングへ

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ

天使とポピー

あゝ平凡なる
我が人生に幸あれ


◆次回予告◆


カテゴリ

カテゴリ未分類

(34)

(50)

(46)

(72)

(98)

(92)

(27)

(105)

(99)

(71)

(38)

(36)

(38)

(22)

(65)

(79)

(43)

(109)

(37)

(62)

(79)

(46)

(75)

(37)

(54)

(90)

(89)

フリーページ

山村美紗サスペンス


マラッカの海に消えた


京都・グアム島殺人旅行


伊勢志摩殺人事件


清少納言殺人事件


十条家の惨劇


京都花見小路殺人事件


水仙の花言葉は死


骨の証言


京都紅葉寺殺人事件


京料理殺人事件


その日、あなたは死亡し…


宵桜殺人事件


京都・沖縄殺人事件


愛人旅行殺人事件


針供養殺人事件


京都白梅寺殺人事件


流れ橋殺人事件


京都西陣殺人事件


花嫁衣裳殺人事件


死ぬ前に電話を!


赤い霊柩車


死の誕生パーティ


京都離婚旅行殺人事件


時代祭に人が死ぬ


愛のメッセージ


スターガザールの殺人


京都三船祭り殺人事件


恐怖の賀状


京都島原殺人事件


消えた配偶者


越前海岸殺人事件


福寿草の殺意


アメリカ人の遺書


黒百合の棺


芙蓉の花は血の色


三十三間堂の矢殺人事件


京都化野殺人事件


夏の密室殺人事件


京都堀川陣屋の殺人


呪われた密室


華やかな復讐


長崎殺人物語


二つの墓標


山茶花寺殺人事件


京都恋供養殺人事件


彼岸花が死を招く


故人の縊死により


聰明な殺意


竜の寺殺人事件


十二秒の誤算


京都詩仙堂殺人事件


愛の飛鳥路殺人事件


危険な遊び


雛祭り殺人事件


京都・神戸殺人事件


京都やすらい祭の殺人


双子の棺


冷泉家の羽子板


坂本龍馬殺人事件


京舞妓殺人事件


盗まれたエメラルド


孤独な証言


偽装の回路


京都不倫旅行殺人事件


京都花の艶殺人事件


毎月の脅迫者


くらやみ祭に人が死ぬ


京都顔見世殺人事件


恋の寺殺人事件


呪われたルビー


楊貴妃殺人事件


死化粧は菊の花


哲学の小径の少女


京都大原殺人事件


胡蝶蘭殺人事件


平家伝説殺人ツアー


人形寺殺人事件


京菓子殺人事件


死人が夜ピアノを弾く


京都鴨川殺人事件


ツタンカーメン王のえんどう豆


あゝ華麗なる観劇記録


愛しの1996年


華やかな1997年


絢爛たる1998年


2009年09月20日
XML
カテゴリ:
花を入れたバケツを手に持ち、歩いていた
仕舞い込むために保冷庫のところまで来たときだった
不意に足元をすくわれた
床が濡れていて、滑ったのだ
自分の身体が宙に浮き、右に傾いて倒れこんでいくのがわかる
転んだ!
と、頭の中では判っていても、あまりにも瞬時のことで、それに対応できる術が自分にはなかった

バケツを手にしたまま転んだ自分
まずは、右肘から床に着地その痛みと衝撃から、手元からはバケツが離れ、なみなみと入っていた水は自分の身体に降りかかった
さらには、右側頭部を床に強打し、身体全体を叩きつけた
床が濡れていて勢いよく足元を滑らせた自分は、身体が真横の状態となり、頭から落ちた
その衝撃たるや凄まじい
頭を床に打ちつけたとき、鈍い音が頭の中でこだましたほど
今までに経験したことのないような、割れるような激しい痛みが襲い掛かる
床に散乱する水と、花…
そのなかに蹲る自分は、水浸しになったまま、しばらくそのまま倒れこんでいた

一体どのぐらい、その場に倒れこんでいるのか、自分でもよくわからない
そのまま身体を横たえていた
まだ朝は早く、今日は、他のスタッフは皆外に出ているので、今ここにいるのは自分ひとりだけ
あまりにも頭が痛くて、ふと“死”という文字が過ぎったほど
縁起でもないのかもしれないが、それほどの衝撃だったのである

けれども、意識はあるから一応は大丈夫のようだ
そっと手を、打ちつけた頭に持っていった
たんこぶはできているものの、出血はみられない
なんとか身体を起こすものの、ふらふらとする
吐き気もあって、なんだか気持ちが悪い

これが脳震盪というものなのだろうか?
よくわからないけれど…

服も、顔も、頭もびしょ濡れ
そんなことも気にならないほど、強いダメージを受けている
とりあえず、床に落ちている花を拾い上げ、保冷庫に仕舞うと、しばらく安静することにした
花と戯れてさっきからずっと、頭のなかで“ぐわんぐわん”変な音が蠢いている
相変わらず痛みと気持ち悪さが自分を襲う
しかし、どうしようもない
ただただ、おとなしくしていた
どうか、この痛みが治まりますように…


【脳震盪】
頭部に衝撃を受けた直後に起こる、一過性の神経機能麻痺
(辞書調べ)







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年10月25日 10時00分32秒
[病] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.